2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

第二十二話

オトサンの解放とようこと啓太の真の馴れ初めの話のようやくの回収。 作画はとっても微妙だったうえ、「最強系のキャラが拍子抜けの変なやつ」ネタはいい加減しつこいし、内容のはわりには緊迫感も充実感もない微妙な回だったが、真面目なシーンでも猫耳メイ…

第九話…

さすがにいきなり合体は無かった。 がしかし、同意が成立してから、未遂に至るまでの描写が十分ぐらい、初々しくもあり、かなりしつこくもある。お茶の間で親と見ていた人々は凍ったことでありましょう。いや、親とはこれは見ないか。 ともあれ、今回からの…

第二十二話「モリ先輩に弟子入り候補」

サブタイトルがセンスなさすぎだがそれはともかく、四代目の話。 さくさく手折って二話を一話分にしているが話としては無理はない。 とはいえ、ホスト部の活躍(無駄な努力の数々ともいう)がすごく少なくなっているし、時間経過もえらい短い感じがする(原…

第九話「ルイズの変心」

前回は分裂したままだった話がひとつになる話、だがしかしいろいろとあっさり片付きすぎであるように思う。特に次から次へと安請けあいしておいて、地球人特権でクリアするサイトはずるい。 モンチッチとサイトのやりとりは恋愛要素がいっさい絡まないせいか…

第九話

“小さな恋のメロディという映画を見たことがあるかい? みたことがないならすぐに見たほうがいいぜ。 あの二人がどこへ入ったか きっと地獄なんだわ!” 思わず二つのバンドが混ざってしまった(*)が、なぜかオープニングは『小さな恋のメロディ』でした。…

第二十二話「出撃」

宗教的アイコンが、自らの宗教的価値を認識する、という話と、艦長さんはマントを脱ぐとすごいんですという話と、ほぼ敗戦に近い和平という話。ずんばらのようでいてそれなりに繋がっているようでいてやっぱりあまり繋がっていないような気がするけれど、ラ…

第八話

今回の驚愕の事実! ミスターにはまだ別の理由があるかも? アンジェリカにもまだ別の理由があるかも? 宝にもまだ別の秘密があるかも? あのですね、そういうのは台詞でごちゃごちゃ煽らないで、話が進んでいくなかで視聴者が自発的に感づくように仕向ける…

第二十二話「そのふしぎワールドで…」「そのアクアを守る者よ…」

前半は、この手のシリーズものにお約束ともいえる性別逆転ネタ。 那須雪絵がかつて『ここはグリーンウッド』でこのネタをやった時は「ネタに尽きたらやる回と決めていた」というようなことをいっていて、アリアのこれがやったのが同じ理由であるかどうかはわ…

第二十二話

初詣の話プラスアルファ。 冒頭のCGレースは本家『頭文字D』は見てないのでどれぐらい似ているのか、レース自体の迫力はなかなか。 本編はだいたい原作ほぼそのままだったと思うが、テンポも作画も安定していて悪くない。天満と烏丸のパートが下手すると…

第二十一話「大封印」

だんだん過酷になっているクーヤ編の二。 小国が周囲のプレッシャーからぶちきれるというまあ世界歴史上良くある話で、無理もそれほどなく演出や進行も手堅いのだけど、クーヤをそこに追い込んでいく素材がいまいちなので、どうにも乗り切れない。具体的には…

第八話

姉妹対決編。 おおむね原作通りの内容だったが、なんの屈託もなく楽しい。香月が周囲のプレッシャーや自分自身の引け目から解放されて本気になっていく心理描写の丁寧さもいいし、意外に細かいモブも楽しい。 まったくもって、健全なアニメ化である(内容は…

第四十六話「あした天気になあれ」

最終決戦直前という話。カイにとっての小夜とは、恋人なのか妹なのかはっきりしろという話でもある。しかしはっきりしない。もっとも、はっきりしたところで、カイの位置づけはすでにほぼ固まっている――小夜の戻るべき、そしてたぶん戻れない「日常」である―…

第八話

道中ものと化してまいりましたが、しかしてずっとこのまま敵のお城につくまでたらたらと股旅スタイルでいくんでしょうか? 白雪の「服の汚れはすぐ落ちる」は子供向けアニメの台詞としてはなかなか渋い。 狼の最後の台詞はちょっと良かった。 でも全体に低調…

百二十四話

回想話。言ってみればケロロ版スタインドバイミー(あるいはこち亀第××回記念シリーズ) なのだが、なんか不快。いや、なんかじゃなく明確にチビケロロが不快。あれじゃあジャイアンではないか。現在は、メンバー内の力関係の変化や夏美やクルル、モアの存在…

を見てきた。もちろん細田守監督版である。

別名、スーパーガールリターンズ。 ――とはいわないが、一世を風靡したキャラクターのリニューアル作という意味で共通点があるような気もしないでもない。 奇しくもこの二作、どちらも「リメイクでない続編」であるわけだし。 さて本作。ゆうきまさみやとりみ…

第八話

戦隊ものオタクと悪のヒロインの話。 前半は八百屋の内なる自分との戦いは面白いけど、戦隊ものごっこパートはいささかちょっと痛いものがある。多重人格的な解決策と、話に発展性がなくなったところに強引に西山勘九郎を乱入させてしめる荒業は良かったけど…

第二十一章「戦士たち…」

戦艦のへさきのような頭の先輩に戦士の過去があったり、彼がマトリックスのサイファー化したりする話。そして最終決戦前夜? うーむ、非常に微妙なテーマの提示と話の展開だ。 まず、今までろくに性格付けされてなかったキャラが反旗を翻しても何の面白みも…

第二十一話「しっかりともはねっ!」

ぴったりともはねの続編という訳では別に無い気がするが、ともはねが大きくフィーチャーされているのは間違いないところ。裏タイトルは「啓太とようこのいないいぬかみ」である。 出番が少ないからといって主人公ではないかというと、そうではないのは、それ…

第五話「連弾」

ようやく状況が見え出して、ストーリー的にも飛行機のシーンから第一話冒頭への流れもキッチリ繋がった。ふう。 避難先はなにやら幕末みたいなノリ(薩摩って……)だが、悪い体育会系的なスキンヘッドといい体育会系的なバンダナ男の対比は鮮やか。スキンヘッ…

第八話……

男は真実で傷つけまいと嘘をつき、女は真実で傷つくまいと嘘を信じる。 そういう第八話。 そのあたりの微妙な心理を、直接にはいっさい触れない台詞と、直接に心象を描く画面――顔をそむけ、目を隠し、時には口すら描かない――でそれを示していく。音楽すら時…

第二十一話「いつかカボチャになる日まで」

ハロウィンの話のイントロに肝試しの話を合体。光と馨の違いの話をすでにやってしまってるからハロウィンの話はやりづらかったということだろう。二人して照れる双子はちょっと見たかったけど、仕方ないか。ともかくどちらの話も双子ネタなのでそれほど違和…

『ピニュ』を読んでいたら、湊がとつぜん斉藤千和の声で喋りだした。

なにやら植草甚一かP・K・ディックかというタイトルですが、実際そうだったのです。『ピニュ』とはこがわみさきの『陽だまりのピニュ』なる作品のことで、読んでいたのはそれの二巻目、「湊」というのはその実質主人公(詳しくは本館の記事を参照)なんですが…

第八話

縁日の話。 本筋に何の関係もない美人コンテストとか相変わらず適当きわまる構成である。 いや、一応、素奈緒のなんとかかんとかとかいう女優への執着を示すシーンだったのかな? 穿った見方をすると美人コンテストなんかスケベ親父の欲望を満たすものでしか…

第二十一話

いくつかの謎が明らかになったらさらに謎だらけになりました、という話。 異世界というより、タイムマシーン? リモネとドミヌーラ関係はタイムパラドックスオチなのか? いきなり歌を歌いだすのにはさすがに困った。序盤から頻出する出崎演出もこういうとき…

第八話「タバサの秘密」

タバサの正体を巡る話とサイトのたらしっぷりにやきもきするルイズの話の二本立て。であると同時にたぶん前後編ものの前編。 タバサのほうは、誰がどう見ても原作版クシャナの過去そのままなのに苦笑。オマージュにしてはタバサとクシャナにキャラクター的な…

第二十一話

銀河鉄道? 宮沢賢治の予感にときめいたりするわけですが、アリスも突っ込んでいた通り、あれは全然明るい話でないわけで、そのへんを事前に出しておいて、巧くケットシーの不思議ロマンに塗り替える手際はいい。 怪談を巡るアリスと藍華の微妙にSMな関係…

第二十話&二十一話

二話一挙放送である。つかれう。 で、第二十話。 今鳥と一条さんに戦隊物に愛が無いとつらいAパート。そして全て無いので非常につらい 結城の声の人の演技力に疑問なのとめがね男の声がなんかとなグラの男に聴こえてくるのとでつらいBパート。遣り手婆の嵯峨…

第二十話「初陣」

クーヤ編。ハクオロの爆弾とならぶこの世界的にオーヴァーテクノロジー気味な大量破壊兵器の登場。そういえばオープニングでもエヴァンゲリオンみたいなのは映っていたなあ。 クーヤの無理矢理な武勇伝を遮るハクオロが渋い。 そしていつぞやの翼人がまたも…

第七話

冒頭の妄想の第七話が楽しい。かつて「るろうに剣心」がジャンプ連載中だったころ、嘘の次回予告だけで別のストーリーができていたというのを何かで読んだけど、そののりで妄想アバンタイトルシリーズを作れば面白いのにとか思う。 今回のメインはアリシアさ…

第一話

古橋一浩最新作、なのだが脚本、原作が冲方丁なのであまり期待はしていなかった。ファフナーの悪印象のせいである。期待と不安が半々で、出来上がったものもまた今のところ期待と不安が半々である。 お話はというと、実在の女装騎士デボンを主人公に、彼の女…