2010-01-01から1年間の記事一覧

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NOといえる都民 為政者のさじ加減でいくらでも規制が出来る条例案にNOといえる都民 以前より適用範囲が拡大、曖昧化しているのに 「以前より範囲が限定された」と虚報を流すマスコミにNOといえる都民 これは表現規制の問題ではなく単なる区分配列の問…

第十二話「夏フェス!」

冒頭で夏期講習だとか受験生とかいろいろ視聴者からのつっこみがありそうな部分を前面に出したうえで「ちょっとした息抜き」と唯たちに言わせて押し切るという力技が印象的な第十二話。二年生のときにやっておけばもっと簡単に進められた話じゃないかという…

最終話「おしまいは完璧?」まで

うーむ。結局タイトルの意味は本当に序盤のネタだけだったのだな。まあもともと第一巻の内容に特化したタイトルだったのだろうし、それはべつに悪いことでもないが、終わってみるとやっぱり第一巻の内容(であろう)ところまでしか面白くなかった、というの…

第十二話「Knockin' on Heaven's Door」

〜天使をめぐる冒険〜私がはじめて『Angel Beats!』を見たとき、このアニメはKEYのゲームのテンプレートと既視感あふれる情景のなかで酔いつぶれていた。年季の入ったアニメファンもそうでないねんねのファンも、ヒロインを見たらSOS団の団長の親戚と思う…

第十一話「暑い!」

まあタイトルどおりの話なのだが、音楽室って熱や湿度に弱い楽器が保管してあって、防音構造が必要とされることが多い都合上、ほかの教室がそうでなくても空調完備の学校は多いのではないだろうか? という突っ込みはまあたぶん野暮で、ようするに暑さにうだ…

第十一話「Change the World」

〜YURI〈霧の学校〉〜Page.1 次の犠牲者を誰にするか、音無くんは考えます。直井と日向が味方に加わるのですが、直井がことさら悪っぽく言わなくても、相手の同意も得ずに勝手に昇天を促す行為は、犯罪行為であるように思えますが、気にすることはありま…

第十話「先生!」

さわ子先生のバンドの音楽が、あんなレトロでききやすいメタルではなく、スレイヤーとかG.I.S.M.とかアンセインとかクリプトシーだとか、慣れない聞き手が確実にひくような激音だったらよかったのに、とちょっと思ったりもした第十話。魂のぶつかりあいだと…

第十話「Goodbye Days」

〜やんよの皿〜(お囃子が聞こえてくる) “謎をどんどん、どんどん出し続け 嘘をつぎつぎ、つぎつぎ積み重ね Angel Beats!はどこへ行く 視聴者(ぼくら)を乗せてどこへ行く〜 う〜う〜” エェ……。この世にはジンクスなどというものがありまして、これはよう…

第九話まで

いよいよ、平助たちと袂を分かつところ。 その直接の動機である御陵衛士設立の首謀者である伊東がいかにも雑魚っぽいオカマキャラ(オカマだから雑魚といってるわけではない。かっこいいオカマキャラはたくさんいる。ボンちゃんとか)なのはどうかと思うが、…

第九話

海で、水着で、遭難で、小屋で二人きり……。『Angel Beats!』でもそうだったけど、短いスパンで既視感をおぼえさせる展開をもってくるのが流行ってるのだろうか? あちらはともかく、こちらはストーリーの整合性とかはどうでもいい(あちらもじつは整合性なん…

第九話「期末試験!」

前回から続く、茨の道シリーズ、または前々回から続く、劇中コントが寒すぎてサスペンスになってるシリーズ。あるいは、塀の中の住人か、エルム街の夢魔の眷属か、呪われた村(ジェレサレムズロットではないほう)生まれとしか思えない、縞々衣装とあやしい…

第九話「In Your Memory」

〜今回のあらすじ〜 〈タチバナカナデ第百の首〉 長い時にわたって、カナデは早くから寝たものだ。前回、「自分のなかにたくさんの冷酷な自分がいるのでこれから眠ってそいつらをしばいてきます」と言いのこすひまもないこともあった。それでも一週間ほどす…

第八話「迷い猫、抜いた」

『咲―saki―』の小野学が監督なので卓上ゲームネタ、なのか、卓上ゲームネタをやろうと思ったから小野学を起用したのかはわからないが、ともあれ麻雀アニメ風演出によるジェンガアニメ。 これは意外に面白かった。前回なんかと違ってちゃんとキャラクターに、…

第八話「進路!」

一番衝撃的だったのは本編ではなく、次回予告直後に流れた氷室京介のコーラCMだったわけだがそれはともかく。サブタイトルどおりに進路にまつわる話。と同時に前回のサブタイトルをそのまま使ってもとくに問題のない回でもあった。 コンセプト的にはサブタ…

塚本晋也『鉄男THE BULLET MAN』

映画というよりは塚本と石川忠によるデアアイゼンロストのPVのような趣。 会場には客は二十名ぐらい。日曜の朝、立川シネマツー。 話は単純。キャラも単純。とくに監督演じる「ヤツ」のキャラが弱い。台詞に説明させなくても充分顔が雄弁だ。説明すること…

第八話「Dancer in the Dark」

〜第八話「××ントの眠り」〜 思い出す。果たして天使の命運は。 * 思い出す。仕組みもわかってないのにゆりっぺが適当に追加した天使のプログラム「absorb」が発動すると、複数作られた天使のコピーの要素が、すべて本体の天使に属性として「吸収」されると…

第七話

パロディものではお約束のひとつでもあるロボットアニメごっこ回。それもたとえば『機動戦艦ナデシコ』みたいに、本編のテーマと絡むかたちでの挿入ではなく、あまつさえ本編とは登場人物の名前とキャラクターデザインが同じなぐらいではべつに関係がないと…

第七話「お茶会!」

かつて「けいおん!」史上でここまで緊迫感あふれる展開はあっただろうか。 いや、ない。 では、かつて「けいおん!」史上でここまで視聴者の期待をはずした話はあっただろうか。 これは結構あった。 ではさらに、かつて「けいおん!」史上でここまで作り手…

第五話、第六話

山南さんがらみの二篇。変若水とやらを山南が飲んで鬼化する展開というのは、史実から行っても折込みずみなのだけど、そういういわば運命によって定められた出来事に千鶴というキャラクターを絡める手つきはいまいち。食事を運ぶエピソードなどで、もっと二…

第七話「Alive」

〜第七話「世界の中心でウマイを叫んだ天使」もしくは子供釣り団〜ワンクールアニメの話数のなかば、ふと気がつくと、視聴者はますぐな道を見失い、暗い森に迷いこんでいた。 ああ、その森の異常さ、可笑しさ、荒涼ぶりを語ることはげに難い。思いかえすだけ…

第五話、第六話

会長さんのヒロイン化が進行しているような気がする五話と六話。特に六話はラストの「王子様」の振る舞いも含めてひとつの区切りを感じさせる(ライトノベルが原作のアニメだったら「ここが一巻目の終わりだろう」と推定したことだろう。最近だと「いちばん…

第六話

監督が無能だったり、そういう監督の暴走をいさめるポジションのひとが存在しないと、素材の質はどうあれ、作品のできばえが残念なことになってしまうという、各話ごとに監督が変って、その監督の暴走をいさめるポジションの人が存在しないどこかのアニメの…

第六話「梅雨!」

序盤のバックステージパス(のシール)は一体何の冗談なのか、というのはともかく、唯が軽音部に所属して、ギターを買ってから三年目にして始めて梅雨が来たかのような第六話。 ようするに『けいおん!』において一年と二年の出来事をほとんどダイジェストの…

第五話「Family Affair」

〜第六話「変る世界」〜 語るべきことはあまりに多く、与えられた時間はあまりに少ない(あと六、七話しかない)。ここは一人の少年について語ることにする。 〈CASE.1 直井シンジの場合〉 直井シンジは苦悩していた。異常行動をとるSSS団について、誰も…

第五話

シリアスとナンセンスコメディは混ぜるな危険。混ぜると事件、にはならないが、目撃者は黙る大捜査線(そのつまらなさに)。 実際、反応に困ってしまうわけである。わがままで世間知らずのお金持ちのお嬢様が、自分の寂しさを解消するためにその立場を最大限…

第四話「カメラと包子と野良猫と」&第五話「夏の陰画」

消えたカメラをめぐるどたばたコメディ調の第四話と消えたスパイとその情婦をめぐる地味系シリアスものの第五話、とならべるとまったく対照的な二編のようだが、実際見てみると印象のうえではたいした違いはない。というのも、前者は、『コードギアス』とか…

第五話「お留守番!」

裏タイトルは「プレゼン!!」である。 いうまでもなく、次期軽音部トリオの、である。梓も憂も基本ができすぎくんなキャラなので、純ひとりにボケと暴走が一任されていて、気の毒といえないこともないが、本当に気の毒なのはものすごく適当に描かれたジャズ…

第五話

タカナシくん抜きの日、という定番エピソードなのだが、もともとタカナシくんはお店的にはたいして重要な人でないので、伊波さんをさびしがらせるだけに終わっている気もする。というかやっぱり、伊波さんがヒロインなのだな。阿澄佳奈のちいさい先輩なんて…

第五話まで

ラブコメというよりはエロコメといったほうがいいような、全裸とかパンツとか卑語ぎりぎりの台詞とかが満載のファンタジー学園もの。未成年のエロ描写を規制したくてしかたない東京都の、MXテレビジョンににて放映中! 第一話あたりの、「善意に満ちた主人…

第四話まで

放映時間と局は日曜日の『WORKING!!』と同じなのだが、そちらとは不思議なくらい対極にある作品。たとえば――・『WORKING!!』のお色気はあくまでフェチな視線の誘導にあって下着や裸の露出等は一切無いが、『迷い猫〜』はあくまで下着や裸の露出のために一切…