2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

 第十三話「新たなるウィザード」

なんとこうきたか! っていうかタイトル半分がた嘘じゃん! 新たなるウィザードもういないよ! いろんな意味で! (完全消滅ならもちろん、ウィッチでも) 失礼。 持ち上げて落とすってのは基本だが、これは落としすぎという気もする。リョーコの消滅からエ…

 「第十三話 崇殺し編 其の伍 謝罪」

どうみても頭のおかしい「ニイニ」(事実誤認かどうかということでなく、人に者を説明するやり方とか、説明そのものとか、突然暴れたりとか、斧をそのまま持ってあるいたりとか)と、冷静なんだか狂ってるんだかただの馬鹿なんだかわからないヒロイン(今回…

 第十三話「だけど俺にはお前の歌っ!」

しにがみっ!編、後半。 ロッキーのテーマで出てきた時点で死神の敗北は決定していた気がする。ロッキーって一作目の最後は負けるらしいし(そんな話をどこかで聞いた。あっているとするとランボー一作目といいスタローンは敗北の美学の人だったということに…

 第十六話

リルとビンスの倦怠期の夫婦生活シミュレーション。 かったるいのは、そういう話だからだろう。リルの倦怠を視聴者に体感させようというのだ。つまりここで視聴者は、リル同様試されているわけだ。ついてこられますか、と。 正直結構きついです。ピノだけが…

 第十三話「不思議の国のハルヒ」

演出は飛ばしていたが、原作ほど遊びに走らず、一種「これまでのお話」的な構成でまとめてきました。 話の趣向――誰が、いつ見ている夢か、というのは、序盤で見当をつけさせ(「誰」はもちろん一人しかいないし、「いつ」も猫澤兄妹のところで、二人が一緒に…

 第十三話「理(ことわり)」

あれ? 姉と妹の話は先送り? ううむ。せっかく盛り上がってきたのに。 そして代わりにクローズアップされたのが、前回振られたアーエル対ネヴィリル。自爆攻撃事件ですこしは洞察力がついたかと思ったらそんなことはまったくなく、人としてありえない無神経…

 第十三話

いろいろな意味で空回り、としかいいようがない。 ようするに原作が駄目なのを、そのまま頑張ってアニメ化しても、やっぱり駄目なのである。 天満の夢は、キャラチェンジ系のギャグとしても天満の心理描写としても微妙だし(特に後者はまずい、あれが願望だ…

 第十三話「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅴ」

まず、アバンタイトルで思ったことがある。ハルヒ、実はすでに長門にキョンを取られていないか? それはちょうど一緒に暮らしていることで安心していたら、テレテレとした気色悪い喋り方で喋る自己中先輩に幼馴染をとられ、空鍋で料理ごっこをするはめになっ…

 第十三話「そのでっかい自分ルールに・・・」

「先輩、なんだか気持ちがいいですね」 「アリスちゃんなんだかとっても気持ちがよいね」 という会話はでっかいありません。さて、一クールの締め、では全然無いアリスの話。 話としてはアリスの内面と、川上ともこ先輩との関係の深化がメイン。まあこのシリ…

第十二話「真昼の星」

オリジナル展開なのだが、あまり意味がなかったような。 結局現女王との対話でまとめるみたいだし。それとも中田侯爵がこれから暴れるのか? フィリエル程度に隙を突かれるんじゃ、たかが知れているという気もしないでもないし、女王にはとても勝てなさそう…

 第十二話「動揺」

地味に盛り上がるクッチャケッチャ編(この国の名前、耳で聞くと面白すぎるな)。 内容的には前回提示されたネタの掘り下げがメインで、ストーリーの進展はあまり無いが、冒頭の合戦から、オボロ対エベンクルガ、カルラ対エベンクルガと視覚的な見せ場と、作…

第三十七話

カール入滅。 あんまり魅力ないキャラだったから、いまさら身の上を切々と語って死なれてもね。バットマンの『キリングジョーク』でのジョーカー並とはいかないまでも、もうすこし親しみのあるキャラ(せめてパピヨンぐらいには)に作れていれば、いい話だっ…

 第百十五話

タイトルどおり『ゴジラ対メカゴジラ』のパロディではじまる前半は、ちょっと前の映画シナリオネタとかぶるのを避けたせいなのか、消化不良。 後半は、先週ちょっと期待していたテニプリパロディが、はずれなのは残念。というか考えてみたら、あれは本家が強…

 第十二話

カミナギリョーコの覚醒。 「選べ、もう一度!」と誰にいわれたんでしょうか というのは、おいておくとして。 リョーコがこの世界の現実をあっさり認める、というのは意外性がありつつも、リョ―この性格と秘めた強さをうまく表していて巧い。 が、もうひとつ…

 第十二話「崇殺し編 その四 失シもの」

無い死体を掘り返したり、医者に騙されたり、という話。 このへんは原作でもよくわからないくだりなので、やっぱりこっちでもよくわからない。これどうやってオチを着けるんだろうね。ああ、早く原作を終わらせなければ。 このシリーズでいきなり悪徳警官に…

第十五話

クイズ番組仕立てで、設定解説博覧会。 狙いは面白いが、狙いが面白いだけに終わっているような気もしないでもない。 だって、キャラや展開がつまらないんだもの。 今回の敵、MCQはイギー並に気持ち悪い(つまりイギーが気持悪いのはイギーがオカマだから…

 第十二話「だから死にたい私の歌っ!」

うーむ困った。 序盤の啓太全裸からセバスチャン黒ビキニマッチョ状態まで、待望の変態路線かと思ったら、ハケ&ばあちゃんの過去あたりから続く、わりと真面目な対死神ばなしなのだった。 でも、死神のキャラの「冗談っぽいが最悪」という悪役のキャラ立て…

 第十二話

虫歯の話。 ハニー先輩尽くしの一編、とみせて、じつは結構モリーの話でもある(さらにいえば、プールの話に続くモリー攻略話の一環という気もする)。キングはおろかハルヒすら脇役の話だが、バニーハルヒなんかでどうにか見せ場を確保。ぬかりなし。 バレ…

 第十二話「姉と妹」

おかしい。なんでこんなに面白いんだろう? あ、馬鹿にしているのではないです。 今回は、サブタイトルが示すとおりの双子の葛藤の話だが、姉と妹、だけでなく、昼と夜(双子それぞれが思う理想的な「二人の関係」を象徴)、であったり、抱くもの抱かれるも…

 第十一話、十二話

馬鹿話の十一話。ララがらみは寒いが、麻雀放浪記はちょっと面白かった(あの映画を見ている視聴者を想定しているというよりたんにスタッフの趣味のような気がするが) そして、サラメインでエロソムリエ等の馬鹿話も入る十二話。 作画はそれほどでもなかっ…

 第十二話「ライブアライブ」

すまない、これのどこが面白いのか解説を加えながら放映してくれ。 ここに至る人物像の変遷が見えないから、傍若無人、無神経鈍感無配慮のハルヒがいきなり常識人よろしくうろたえてたのは、何か悪いものでも食べたのかとしか思えないし、ロトスコープを使っ…

第十二話

第二期最高作かも。 前半は白昼夢の話。風鈴でビューティフルドリーマーの話はこっちだったか。 後半の夜光鈴流しの話と合わせて、ムードだけで台詞は最小限、のどかだったり幽玄だったり風光明媚だったりする情景を積み重ねての二十数分。アリアという作品…

 第十一話「吟遊詩人の道」

ええええ、ロットが裏切り者? つまりあれだ。オリジナルストーリー。 定評ある原作を元にしてそういうことをする意味があるのか? しかしまあ、フィリエルとバードとの対話もほぼカットしてしまい、かなり取り返しがつかない状況になっております。つーかも…

 第十一話「永遠の約束」

おやっさん他退場。合掌。 しかし、まさか全滅とは。 文字通り暗雲漂うイントロと、夢のパートで嫌な感じはマックスだったわけだけどねえ、切ない。 おやっさんの亡骸をいつまでも揺さぶるアルルゥとそれを巡る周囲の対応あたりはこのシリーズの特徴を良く示…

 第三十六話「すれちがう想い」

ようやく敵の陰謀も見えてきだす(ディーヴァのオペラでシュヴァリエ適合者を探そうというのだろう)。それはいい。敵が敵らしくなって物語はようやく物語になるのだ。 問題は小夜のバトルに爽快感が皆無なことだ。 Dほど無敵にならなくてもいいし、噛ませ…

 第二十四話「全て遠き理想郷」

いよいよ、あるいはようやく、最終回である。 今回の最初の衝撃はテスト画像のようなブルーバックのテロップであろう。そして次なる衝撃は、文字画面にその朗読という原作に忠実どころか、ゲームのプレイ画面の再現のような素晴らしい構成。そんなに原作が好…

 百十四話

正直言うと微妙な一本。 ギロロ侠気話と見せかけてスカす前半。 ダンスマン関係はいろいろな意味で寒いので勘弁してほしいという後半。 どちらもやりたいことはわかるが練りこみ不足膨らみ不足という二十分。 でも夏美の夏服は悪くないので批判したくなくな…

 第十一話「残るまぼろし」

情報存在の死についての一編。 もうすこし哲学方面からのアプローチをするかと思っていたんだけど、この辺はあくまで常識的に突き進む。 もっとも、キョウが「感情があるから真実で真実だから生きている」というところで思考停止をしてしまった時点で、予測…

 第十一話「崇殺し編 其の参 境界」

さて、遊んでばかりで、でも勉強も出来る圭ちゃんは凶器を振り回すジャックニコルソンになる、という話。 どうやらこの「崇殺し編」は全五話らしいが、ちょうど真ん中に「境界」というタイトルが来たのはわざとなのかしら? しかし今回の圭ちゃんの犯行は、…

 第十四話

無人都市で夢でループでオフィーリアの川流れ、という話。 かっこつけて視聴者を混乱させたり、引用ネタをちらつかせるのは構わない。 だからどうしたのとしか言いようがない話なのは困る。この、ストーリー的に何の意味もない趣向を撒き散らすあたりは「涼…