第十六話

リルとビンスの倦怠期の夫婦生活シミュレーション。
 かったるいのは、そういう話だからだろう。リルの倦怠を視聴者に体感させようというのだ。つまりここで視聴者は、リル同様試されているわけだ。ついてこられますか、と。
 正直結構きついです。ピノだけが心の支えです。なのでピノにリルメイクをさせて人気凋落を図ろうとしたりしないで下さい。
 さて内容的には、ビンストリルの絆の強化というか芽生え、そして、リル自身を少しゆるくするイベントといえないこともないが、ゆるくなってなさそうだしなあ。のちのち意味をなしてくるかも、としか言いようがないエピソードでありました。
 なんというかこう、話数が実に三分の二も消化されているとはとても思えません。
 ほぼ唯一の売りである絵も安定しないしなあ。