2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

第七話『とんでもないとんだ女』

訂正。椎名高志はOPにばっちりクレジットされてますな。字が小さいとかOPは一回目以降は飛ばすとかそういうのは粗忽の書き手のいいわけにはならない。 粗忽 というば、今回のキモもやはりその粗忽でありました。「シンザの死」を巡る『落語天女おゆい』…

第六話

冒頭の夢のシーンにぎょっとさせられた第六話。未来編? ヨリトも夜禍人に? 青空が文字通り三度の飯より好きなのに? まあ、それこそそういう「夢」でしかなくて、未来を幻視しているわけではないのかもしれないが……。 お話はというと、なんとお姉さんもあ…

第六話「来訪者(ビジター)」

ええと、そんな名前の映画はない! 『? ビジター(来訪者)』はテレビシリーズだしね。もしかするとジャンレノの傑作馬鹿映画『ビジター』から来てたりするのかしら。まあいいや。 とまれ、真打登場。ただしかませ犬の真打ですが。 冒頭の、ノーマル(という…

第一話「メガネの子供たち」

学園戦記ムリョウ、絶対少年に続いてNHKがお金に糸目をつけずに送り出すSFアニメ。レトロ&ノスタルジックな雰囲気が共通しているのは偶然なのか、そういうシリーズなのか(少年SFシリーズのアニメ版的なコンセプトなのだろうか?)。 電脳関係のテク…

第七話

かあさん、横山やすしネタというのは、いったいどれくらいポピュラーなんでしょうか。ほらあの「めがねめがね」という奴ですよ。いまのお子様たちにとっては、ケロロ軍曹のファーストガンダムネタ以上にオリジナルを知っている可能性の低いものであるような…

第七話「それはおまえがやるんだよ!」

中ボス戦の二。と思っていたら、ヴィラン君は単なるオードブルであったのでした。「都」ってやっぱり、あれですかね、何年かおき人間の子供が上京できるという、貴族たちの科学の粋を集めた場所(エピローグは「それはそんな笑顔だった」で決定、と)。 スト…

第六話「ステーションE-1077」

キース編スタート。新入生なのにおっさんくさいキースたちの姿に、冒頭から気分が萎える。竹宮恵子というより青池保子のキャラっぽいぞ(いや、青池保子が駄目というわけではなく――というかむしろ大好きですが――世界が違うという話)。しかも、見た目だけで…

第百六十話

ようやくまともなエピソード。 タイトルそのままの内容だが、内容は原作そのままということはなく、夏美小雪の出番をつくったり細かいエピソードを増やしたりといったオーソドックスなアニメ向けアレンジがされている。特に「最終防衛線」関係の人情落ちぶり…

第六話「蝶」

「最後の」お気楽エピソード、という趣向。通常の構成であったら、この話までが面白かったよね、といわれる回でもあるから、その後のつまらないシリアス回を先にやってしまうという、いってみれば下限をあらかじめ提示しておくやりかたは、後ろ向きながら視…

第七話「決闘大初恋」

あっさり江戸に戻って来てのオリジナルエピソード。ゲストは椎名高志キャラ(とはどこにも書いてないけど作中で「絶対可憐云々」とあったので、偶然の類似ではないのは確か)。 しかし散々オリジナルオリジナルと強調して、素直にシリーズの一編として見られ…

第六話

「最後の平穏」と「崩壊の始まり」という強烈なエピソードの二本立てで、シリーズのターニングポイントを狙った回と言えるわけだけど、展開やら作画やらが状況のもたらすすべての緊張感を台無しにするレベルでゆるゆるなので、まったく盛り上がらないという…

第六話「お嬢さんお手柔らかに」

マワリ空回り、という話。 ようするに、幼馴染がぽっと出(彼女視点からして)のヒロインの存在にやきもきするという定番展開で、それをAパートとBパートで、それぞれひとまとまりにして、照応関係を持たせ、実質二部構成にしたてたものなのだが、その一部…

第六話

イスミ編の前半、序盤のハヤテの死で終わるアナザーエンディングのところは、演出が腰が引けててまったく面白くない。ここはもっとこう、美しく激しく切なくがんばってもいいところではなかろうか。それこそ本当の最終回のように、映画で言うなら、明日に向…

第六話「お前ら全員湯あたりしやがれ!」

温泉温泉。なんかガイナックスオールスターズな勢いで、予告どおりにサービスサービスな内容かと思ったらば、それほどでもない。むしろおさらいおさらいてな感じで、ここらで新規視聴者も開拓という心積もりでもあるのかもしれない。そういえばとり・みきもて…

えー、アニメ調査室(仮)さん(http://anime-research.seesaa.net/)でおこなわれている調査の春版です。締め切りを過ぎてからの発表というのは、なんともみっともないものですが、しかとしてしまう勇気もないので、ここに発表いたします。評価基準はいかの…

第五話

これはもはや地球へではない。原作者監修つきでなぜこうなるのか謎なのだが、現代の視点で作り直すとは、どうでもいい枝葉を膨らまして、原作のいいところを台無しにすることなのだろうか。 たとえばソルジャーブルーがなぜのうのうと生きているのか。オリジ…

第百五十九話

あろうことか、またも総集編。しかも、二話構成で二話とも総集編。製作体制になにか異常が生じているのだろうか。どちらも、それなりにテーマを決めてあり(片方はまたも夏美ネタが濃いというか、インモラルな空気が)、新規シーンも加えて、なんとか目新し…

第五話

無意味に繰り下がっていくアニメ。構成からしても、やっぱりこれはストーリー面での評価をまったく期待していないということなのだろうから、見る側としてもそこはもう等閑に付すということにして、キャラものとして見ようかなと思うのだが、いまだ主人公が…

第五話

江戸を離れて二人旅でございます。 狸と暮らす髪形がちょっと手塚治虫調の男のキャラや、即興ミュージカル風のシーン、過去回想に江戸にいるキャラを使いまわしたりするあたりに顕著だが、なんか回を重ねるごとに芝居風味が増していくような(ヒデオその他狸…

第五話「さがして、くまくま」

世の中に絶対無理ということが絶対無いかというと絶対有るわけですが、それはともかく、今回はちっこい人の話、なんか同じようなちっこい人がいぬかみにも出ていたような気がする(声も確か同じ)が、それもまたともかく、そして、永澄――じゃないイクトにも…

第四話「ネガイフタリ」

メインの二人とはほとんど関係ないところで展開する、(主人公の)姉と(サブヒロインの)妹の話。変にませたところのある小学生と、変に幼稚なところのある高校生の話でもあるし、他人のような姉妹と恋人のような姉弟の話でもある。 そのコヨリとアオイとの…

第五話

学校編スタート。しばらくは、サンと永澄一家とマワリで転がしていくのかと思ったら、あっさり瀬戸内組全員が来てしまうのだった。エンディングの映像はサービスと実益を兼ねたイメージ画像ではなく、単なる本編映像であったのでございます。うーむ。組長が…