桃花月憚

第六話「蝶」

「最後の」お気楽エピソード、という趣向。通常の構成であったら、この話までが面白かったよね、といわれる回でもあるから、その後のつまらないシリアス回を先にやってしまうという、いってみれば下限をあらかじめ提示しておくやりかたは、後ろ向きながら視…

第五話

無意味に繰り下がっていくアニメ。構成からしても、やっぱりこれはストーリー面での評価をまったく期待していないということなのだろうから、見る側としてもそこはもう等閑に付すということにして、キャラものとして見ようかなと思うのだが、いまだ主人公が…

第四話「剣」

無意味に反転していく物語。次回「初登場」の敵との戦いの顛末。 しかし、思うにこれ、まともな進行をすると、話がつまらなすぎて視聴者がついてこないから、こんなめくらまし演出を仕掛けているかも、とこのなんの緊張感もない「強大で因縁ある敵」との戦い…

第三話

どうやら本格的にメメント構成で行くつもりらしい第三話。 錯時法というのは元来、たとえば映像作品で言うと件のメメントや市民ケーンあたりがわかりやすいが、主題や内容をより効果的に表現するために使うもの(*)なのだが、これやハルヒに顕著なように、…

第二話「桜」

第二話であるが、第一話なみによくわからないので、もう一度みて、ついでに第一話もまたみた。 かつてこんなに短期間に何度もみたアニメがあっただろうか? いやない。 その結果、わかったのは、どうも第二話は第一話の続きではなくて、第一話が第二話の続き…

第一話「桜」

『ヤミと帽子と本の旅人』のチーム(原作のゲームの同じメーカー)による新作。 しかし、これは困った。 話がわからない。『ヤミと帽子〜』も最初のほうの展開が飛躍しまくっていたが、ここまでわからないことはなかった。漫然と見ていたら何がなにやらさっ…