2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧
コントローラブルできてるまともな人は振られ、アンコントローラブルなアホどもはなんかモテモテ、という巷ではあまりみない価値観を堂々示した一編。 特にサッカー野郎関係が素敵で、カイくんの物分りのよさと対照して、世の中、相手の気持ちを推し量れるい…
妹巫女と妹巫女の姉巫女の話の後編。釘宮理恵が二重唱するととんでもなく強い、という話。 鬼の角をひとつしか折らなかったことが儀式失敗の要因と明らかなのに、暴走を始めた鬼の退治を始めたアストラルチームがまず最初に角を折らないのは、アディーの出番…
というタイトルの最終回。といってもおかしくない話。しかもシゴフミが物語の進行に完全に関係なく、これではただの生霊の復讐譚という点も、ハジマリというよりはオワリである。。 それでなくとも、冒頭のフミカの描写の時点で、もういろいろな意味で終わっ…
なんかしつこく続いている、デコの人の話。「で、あるか」って武田でも上杉でもなく織田ではなかったっけ? まあいいや。 作品名に反して、「主」も今回のゲストのデコの人もあまり目立たず、そのデコの人のどこまでもけなげでマゾな執事(というより奴隷と…
このアニメの原作がどんな雑誌であったかを改めて思い起こさせてくれる、同性に興味がある、アルセイドと同性の敵の登場。クルツ君と薬屋が同じ軍の出身なんてはじめて知ったぜ(わざわざ説明しているぐらいだから、ラゼルも知らなかったみたいだが、ぜんぜ…
病的に鈍い人が「俺ってもしかしたら鈍いかも」と鈍い人らしくいまさら気づき始める話とその人と血を分けた妹かもしれない人が自由になれた気になりたくて盗んでないけど他人のバイクで無理やり走り出す話。物語のこの段階でくっついたカップルには、紆余曲…
うーむ。これは今まででいちばん魂のステージの高さを要求される回かもしれない。突っ込みの話も抜き打ち検査の話も特に悪くないのだけど、絶望ファイトがきつい。かなりきつい。やたらと殺伐&カニバリズム展開になるのも、神経症的な繰言にしか聞こえない…
可能性A「楠の下で」、可能性B「楠の木の下で」。微妙に意味が違うので、どちらかはっきりしないのがいらいらします。 というのはともかく、アフロが道化で、おばさんにしか見えない謎の転校生と、夜の学校を探索する話。ペルソナは超常現象ではあるが、怪…
悠二が反省し、悠二がつおいという話。 心理描写にせよ、戦闘場面にせよ、台詞に頼りすぎな嫌いはあるし、そのわりに(いや、それゆえにというべきか)、視聴者のまえに立ち現れているドラマは、かなり大味。中学生なんだから、もっと見えている世界は狭くて…
第二部スタート。 相変わらず、教会だの銀貨の相場だのと、一見本格的な話題で話を転がしていくのだが、第一部のパターンからするとどうせ最後はどうでもよくなって終わるので、深く考えないことにする。本筋での「経済」の扱いなんて、テーブルごと天秤を傾…
劇場でも見て、以来テレビでやるたびに見ている気がする一品。今回もまた見てしまいました。いつ見ても、最後の結婚宣言はやりすぎだと思うし、いつ見ても立花隆の演技が最悪で、こういう浮世離れしたお父さんは森本レオがやるべきだろうとか、どうせへたく…
前回のがほたる(ひなた)編の最終回するなら、こちらは音羽編。「音羽」という字面を見ると「おとは」でなく「おとわ」と読みたくなるわけですが、それはともかく、自称妖精設定と本筋のいじめ話にまったく関わっていないという強みを生かしてのお遊び回で…
サブタイトルの二人と、イヴとその兄の話。列車の話はあまり進まず。 メインの二組は、同じ男女のペアでも、まったく雰囲気が違いますな。およそありえない思考回路の持ち主どもと、およそ平均的な思考回路のチンピラでカスの兄と健気で立派な妹。 ギャング…
水木しげるプロダクションに訴えられそうなデザインのスタンド使いが登場。でもかわいいので困る(スタンド使いがかわいいという意味でない、念のため)。 そのスタンド使い、スタンドは目玉の親父でも能力は花京院で、結構強敵。どれぐらい強敵かというと今…
連続放送なので四本立て。弟君がめがねを壊す話と変な声のお金持ち(釘宮理恵であることにいまさら気づく――それもクレジットをみて)の家のプールの話とお墓参りの話と縁日の話でした。そしてメインの人々とは関係あるような関係ないような(確か同じクラス…
新旧社員が揃っただけで奇跡とかいくらなんでもそれは奇跡の安売りをしすぎでないかという、第七話。 前半の「また休業?」という気もしないでもない旅行のくだりは、「それがアリア」と流してさえしまえば、あとは風光明媚を堪能できるできわめて快調なしあ…
ギャルゲーアニメに他のギャルゲーのパチモノくさいサブタイというのはいかがなものか、というのはともかくとして、いきなりのサッカー野郎の妹をつかったそこはかとないエロ描写にひく。こういうのは、血のつながってない妹とかそういったエクスキューズを…
個別シリーズの妹巫女編の前半。ちなみにゲストは姉巫女である。声は妹が大人っぽくしゃべっているようなかんじ。 個人の意思より血統に由来する役割を重視する旧家の因習に、お兄ちゃん社長が異議を唱えてがんばる話、と見せかけて、猫屋敷&姉巫女VS家長…
このせかいのどこかにはコペルニクス的転回をコペテンという人たちがいるらしい。きっとそこではオッカムの剃刀をオッカミといったり、ガーンズバンク連続体をガー連といったり、フランケンシュタインシンドロームをフラシンといったり、アインシュタイン交…
おでこがバツの人の話……なのだが、冒頭のよだれがべろーんと伸びるところが気持ち悪すぎて、全体の印象が悪い(エロゲー的な暗喩なことはわかってるけど、気持ち悪いことには変わりないです)。みればみるほどメインヒロインがどうでもいいキャラになってい…
地図にない町の住民が実は人外、という話は星の数ほども描かれているし、二十分ぐらい前に掴み合いをしていた名塚香織が出てきたとたんに薄幸のヒロインとわかるのも同じく星の数ぐらいあるし、彼女を含む村民の正体が樹木というのもべつに新手ではない。 が…
タイトルと予告の台詞からするに、ノエ兄の策謀をノエが気づいて怒る話かと思っていたのだが、まさか、馬鹿主人公がノエに告白する話とは。 前回の懸案、血縁問題は今回は曖昧なまま。ここでリュウ・アーチャーか金田一耕助でもいれば、事態の進展はもっと早…
のっけからリリキュアOPときたもんだ。もっとやれ。 とおもってたら、Aパートの百万回言われる話はオーソドックスなつくりだったので一発ネタのギャグかと思ったら、Bパートの原作小ネタとリリキュアその他の短編集あたりから内容よりも趣向が優先になっ…
悠二ががんばりすぎて混乱したり、吉田さんが三角関係を都合よく解消できる(作者的に)アイテムのことについて得心したり、悠二ママが体調を崩したり、いかにも前座という風情の「一にして五、五にして一」な敵が出てきたり、田中と佐藤の話がまるでゲイの…
本丸を落としてしまえばあとはスムーズに融和が進む、という話と、ひなたの正体をめぐる話。人気のある長女が死んだから、次女に長女を名乗らせる、という狂った思考回路をお持ちの爺さんが仕切ってる限りこの家の未来はないな。長女でなければ家を継げない…
前回の性犯罪者が意外もレギュラー化。キャラのストレス発散用のサンドバッグでもあるし、「彼の」セクハラ、と称してお色気場面を用意できるという意味では結構便利キャラと言える(つくねでは巻き込まれ型の場面しか構成できない)。 話はというと、OPに…
千七百十一年の話。タイトルどおり、本編の主要パートをしめる千九百三十年代の事件の発端にして、その事件の背後でうごめく人々がいかにして不死を得たか、をつまびらかにするはなしなのだが、ここでもまた、錯時法を使いまくる。具体的には悪魔召還後と召…
ええと。 主人公を覚醒させるために名前を呼んではいけないカレが主人公に見せている夢の中で主人公の過去を掘り起こして、主人公の親友の野川さくらが死んだ話を見せ付ける、という話なのだが、この夢自体前回のつづきでカレに都合よく編集されているもので…
アリシアさん対アリス。 アリス脳内イメージのアリシアさんは孫悟空を手のひらで翻弄するお釈迦様なわけですが、名前も見た目も西洋白人なのに、なぜにそこでバリバリの東洋イメージなのか知らん。名前どおりに不思議の国や鏡の国の住人をモチーフにすればよ…
パーヘクトに振られるカイくん。あわれなり。カムバックのときがあるのか、あるいは(考えたくないけど)コウイチがマオによろめくための後押し係に任ぜられるのか。 それにつけてもマオのパートは面白いぐらいに少女漫画で、自分を好いてくれるイケメンを振…