シゴフミ

第八話「ハジマリ」

というタイトルの最終回。といってもおかしくない話。しかもシゴフミが物語の進行に完全に関係なく、これではただの生霊の復讐譚という点も、ハジマリというよりはオワリである。。 それでなくとも、冒頭のフミカの描写の時点で、もういろいろな意味で終わっ…

第七話「キラメキ」

このせかいのどこかにはコペルニクス的転回をコペテンという人たちがいるらしい。きっとそこではオッカムの剃刀をオッカミといったり、ガーンズバンク連続体をガー連といったり、フランケンシュタインシンドロームをフラシンといったり、アインシュタイン交…

第六話「サケビ」

ザ・いじめ、という話。中学生日記や金八先生あたりにでもありそうな一品である。いじめの手法や、いじめる側の言い分、あるいはネットの反応といった、ことの各部は、いかにも「ありそう」ではあるが、そういったもの羅列がリアリティに結実せず、ありがち…

第五話「タダイマ」

前回に引き続きハートウォーミング志向。もちろん志向したというのと、それが実際にハートウォーミングであったかは別問題である。というか、ぜんぜんハートウォーミングじゃねえ。 どういう話かというと、猫好きの老夫婦がほぼ同じタイミングで亡くなって、…

第四話「ナミダ」

ガールズ トツゼンオトズレテ ヘイキッズ トオリスギテ ホホニヤサシイ カゼニナリ オオ ツキサス ナミダ ニモナル ガールズ トツゼンオトズレテ ヨウセイハ ヨアケニサル マイハート トキニサマヨイ マルデ アメニナガス ナミダ ノヨウ なんて日本語の歌を…

第三話「トモダチ」

なんでもおっさんが銃器を持って乱入というシチュエーションが自主規制でいろいろ修正がかかったという回。 しかし正直なところ、そんなことは問題ではないですな。おっさんは銃でも爆弾でも持って突入すればよろしい。 修正すべきはシナリオである。それも…

第二話

悲しくなる話でした。 悲しくなるほどくだらない話でした。 悲しいなるほどに、コードギアスの脚本家による話なのでした。 前回の振りはどれもそのまま。どぎつい刺激物を並べただけで「死」とか「人の純粋な気持ち」とか描けると思ってるとしたら苦笑しかこ…

第一話「コクハク」

TVKアニメ五連発の大トリが、佐藤竜雄最新作。脚本がコードギアスで大きく名を下げた大河内一楼なので、不安も結構あったのだがギアスの人でなくて「ルリの航海日誌」の人とおもうことにして、期待をかけていたのです。 しかしこれは現時点では判断が出来…