2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

第十七話

藍華の受難。 激情に転ぶ寸前のぎりぎりのバランスで喋る斎藤千和が素敵だ。 序盤の、宴が暗転する気まずさの描出がほんとうに上手い。 シリアス一辺倒だけではきついので、デフォルメを駆使して上手く息を抜くのも、堂にいったもの。 その後の髪の毛を切る…

第十七話

お見合い話後編。 原作では、このあたりギャグで片付けられないレベルで話が目茶苦茶で、もうどうしてくれようという感じだった憶えがあるが(沢近の家のメイドが沢近と天満を間違えるとか、天満や播磨達の行動が都合によって察しがよくなったり超絶馬鹿にな…

第十七話「幼き皇」

息抜き――インタールード的な回。 トウカ壊れるの回でもありました。作画はばっちり。画面の隅で尻尾がピコピコしているとか細かい芝居もいい。そして双子グリとグラじゃないドリとグラにもホモ疑惑が。疑惑じゃないのかな。 そして金髪な新ヒロイン。ハクオ…

第四話

ちょろちょろ出ていたニーナ本格紹介……だが、ちと常軌を逸していて怖い。このキャラこんなんだったっけ? あとこの人と妹が中三ってのは漫画でも出てたと思うが改めてみると小さすぎます。無意識のうちに設定を中一か小学高学年あたりに書き換えていたぞ。 …

第四十二話「響く、歌声」

ディーヴァによるカイ奪取作戦、漁夫の利的に小夜をゲットするソロモン。微妙にフラグが立ち始めた気がする新聞記者とマオ。死にそうなデヴィッドと科学者の間にようやく心のふれあいが、とあっちこっちでラヴな気配が充満。おかげでディーヴァの歌声と謎の…

第四話

海賊王の秘密に迫る話、なのだが、なにこのたるいミッションインポッシブル。音楽がそれっぽいのでパロディのつもりのようなのだけど、笑いどころもわかりません。といって、元ネタの(やっていることからして映画版のほうだと思うのだが)、潜入作戦の面白…

第五話

作画がいまいちなのにあわせるようにシナリオも過去最低。主人公の「花とのトーク」がいつのまにか本当に会話できるようになってるよ! 『かしまし』のはずむくん的スキルだと思ってたのに……。 新キャラにして最後の三銃士、いばら姫は、他二人以上にキャラ…

の余波

何日か前、トボフアンカル・ミニ・メディアというブログのコメント欄がなかなか楽しいことになってまして(「アニメの可能性 何故「涼宮ハルヒ」は賛否分かれて、「時かけ」は絶賛の声ばかりなのか」 http://d.hatena.ne.jp/tobofu/20060725)、原因はやっぱり…

第四話

貞子みたいなエフェクトを身にまとい、貞子みたいな動きをし、顔も貞子みたいな、しかし根はまっすぐで、生徒思いの真面目な先生の話。 これは、いままでで一番面白かった(見てない二話目がもっと面白かった可能性は否定できないが……いまさらながら残念)。…

第百二十話

海ばなしでネタが二つ。前半が冬樹のコンテスト出場。後半は大人桃華。どちらの話もお題から予想できないような展開はほぼないが、前半の、冬樹を勝たせるための西澤家の強引なフォローと、他の参加者の脱落のさせ方はそこそこ頑張っていたし、後半の、トレ…

第十七話「復元されし者」

物理現実の優位を語る……どころではない十七話。どちらかというと、高度に進化した科学は魔法と区別がつかない、という話でありました。てゆーか非科学的? ともかくも、彼我の戦力差は圧倒的で、ストーリー的には絶望観が漂う展開のはずなのだが、敵の能力が…

第十七話

前回の予告はフェイクでもなんでもなく、それなりに真面目な話なのだがしっかり変態でもある話なのであった。マッチョにホモネタの大乱舞。女性キャラに置き換えればすべてサービスカットになるところを全てマッチョで塗りつぶすこの心意気。このシリーズの…

第一話「奈落」

冒頭、薬莢にモニター画像のように鮮明に主人公たちが映るお洒落ショットにちょっと悪い先入観を植え付けられてしまい、その後も、膝立ちでのけぞり疲れた、というヒロインなどという微妙な場面があり(演出的には顔を印象付けたかったのかね)、さらに止め…

第四話

矢野の壁のはなしにはじまって(ここでも竹内くんがナイスフォロー)、カップル成立まで。 第一部クライマックス? 序章? ともかく両想いでキスしての徹底的にベタで大甘なオチである。それが不思議と恥ずかしくないのは、どこまでも主人公の主観で物語が進…

第十七話「鏡夜の不本意な休日」

鏡夜の内面に迫った回。原作との比較でいうとナイスアレンジ。そう考えなくても、よくまとまった一編といっていい。 アレンジというのはたとえば、れんげ姫とホスト部戦隊であるとか、環と犬とか、声もポーズもゲンドウな鳳父であるとか、そういうエピソード…

第四話

なんだかもう夏。えらい早いですな。この調子だとあっという間に一年すぎてしまうぞ。 今回のお題は、父親の死と母親の再婚を受け入れられないとても子供な「もう子供じゃない」人。 しかし、まさか本当に素奈緒(書きにくい名前だなあ、これ。っていうか「…

第十七話「遺跡」

シムーンの謎の追求と前回の話のフォローを狙ったつなぎの回と思いきや、なんかとんでもないことに。 ゴーザ様は「偏在するもの」で、「泉」は時間と空間の拘束を受けないとは、そしてラストのあのキャラの登場――というか死に方――を見るに、複数の時空すら行…

第三話「メイドの受難」

予告通りに、メイドさんピンチ。 特権を乱用する支配階級に召し上げられた少女……というとカムイ伝序盤の悲劇を連想してしまうが、もちろんあんな展開になるはずもないので、そういった意味では安心してみていられる。 がしかし、この展開はなんだ? 主人公が…

第十七話

なんと続いていた船とのお別れの話。 さすがにこれはしつこすぎると思うのですが。 舞台がカンパニー前であるのか街中であるのかを除けばやっているイベントも起きた「奇跡」もだいたい同類項だし。前回のラストに今回のエピローグ(すれちがう話)をつけて…

第十七話

播磨放浪編の二。沢近見合い編の一でもある。 このあたりは次回以降の見合い話はともかく、ラブコメパートは原作でもかなりまともなほうなので、それを元に丁寧にテンポよくアニメ化した結果、原作より面白く仕上がった。めでたいことである。特にお風呂場の…

第三話「美少女にようこそ」

このアニメを一日の終わりに見るのはどうかと思うので、まずこれを見る。 エロゲー三昧、エロ画像収集、と危ない話まっしぐら。特に後者はパール兄弟の歌まで使ったイメージシーンが素晴らしい。さすがに小学生盗撮はマイルド風味になっていたけど。そういや…

第十六話「戦いの果て」

戦後復興の話。 ハクオロの悪夢はベタすぎて誰かの呪いかとか勘ぐりたくなるが(っていうか覗き見していたエベンクルガ――とはそのときはわからなかったが――の仕業かと思ってた)、焼け跡でのエルルゥとの対話はかなり直球だが、 テーマ的には「家」を巡る、…

第三話

学校編のスタート。勇治の変身ぶりが則巻千兵衛のようになっている。ちはやが漫画よりさらに物分りの良いキャラになっているのがポイントといえばポイント。原作では後出しのニーナやクラスメイトたちを先行的にエピソードに混ぜ込む、後発ならではのフォロ…

第四十一話「私の居場所」

マオの話。作画監督の趣味なのか、今回やマオや小夜がやたらかわいい。個人的には、赤ずきんに続いて、肩のラインを見るアニメという印象。萌えアニメってことですかね。要するに。 前回の感想でも書いたとおり、マオはでている量のわりに物語の進行にはほと…

第四話「グレーテルの罠」

いままで以上にオフビート度がアップしているんですが、平気なんでしょうかこれ。子供はこれで笑うのか? いやむしろ、これで子供が笑うと作っている人は思っているのか? 正体をあらわしたグレーテルはこの手のものが大抵陥る装飾過剰の罠に陥っているのを…

第三話

二話を見逃してしまったが問題ないよね? 前半はゴジラとガメラ(平成版)をかけあわせたようなテーマ曲の犬との戦い、むちゃくちゃでも執拗に往復話を繰り返すことで強引にギャグにしようとする心意気はいい。そして誰もが考える『まずラーメン渡してから』…

第百十九話

合宿の話は、ギロロと夏美達の合宿のバッティングが偶然なのかが曖昧だったり、メインのギロロと小雪の戦いが膨らみにかけたり、微妙なシナリオだったが、ギロロにわざと近づく夏美がなんとなく良かったのでよしとする。 うなぎの話は、よくある極端な失敗も…

劇場で見て、DVDも買っているので、わざわざみる必要もないのに、つい日本テレビにチャンネルを合わせていました。ちょうど帰ってきた妹と一緒に、強引な展開に突っ込みを入れたりしつつ、結局最後まで見てしまったのですが、いやあやっぱり面白いですね…

第三話

今週は高校野球のおかげで早い段階で録画できたので、さっきそれを見たわけですが……。 うーむ。やはりこのスタッフは三話目からパワーダウンの法則があるようである。 脚本家が変わっている(監督が書いている)せいもあるのかもしれないが、密度がぐっとさ…

第十六話「復活の戦場」

リセット、そしてリョウコの残酷な復活。 なにかこう、面白いと言うのがはばかられる重さである。放映開始当初はこんなはなしになるとは思いもしなかったから、いい意味で、豪快な裏切り、といえるだろう。 前半はリセットがらみで、カウントダウンとリレー…