第四話「グレーテルの罠」

いままで以上にオフビート度がアップしているんですが、平気なんでしょうかこれ。子供はこれで笑うのか? いやむしろ、これで子供が笑うと作っている人は思っているのか?

 正体をあらわしたグレーテルはこの手のものが大抵陥る装飾過剰の罠に陥っているのを避けられていないけれど、頭の部分はともかくして、金太郎さんの腹かけのようなコスチューム自体はそんなに悪くない。というか個人的に肩と背中の感じが好み、というだけの話ですが。

 内容はというと、白雪先生あたりの目茶苦茶な展開で脱力させたかと思うと、前回の花を踏む話をしっかり踏まえていたり、給食発見のくだりでは前述の通り、オフビートな展開があっ手間田も脱力させたり、そうこうしていると、結界の元を先回りして断つといったまともな戦略行動があったり(学校で結界というとそういえば、どこかの聖杯戦争アニメにも似た話がありましたね。あっちは大本のありかを知っていながら、何にもしませんでしたが……)と、真面目にやってんのかやるきないのか、どうにも方向性がよくわからない仕上がり。
 これでいいのか?
 これでいいのだ。たぶん

 ええとなにがいいたいのかというと、と筋少再開の報がちょっとだけ嬉しかったりする今日この頃なのでした。