2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

第五話「ジャグジー・スプロットは泣いて怯えて蛮勇を奮う」

タイトルになっている蛮勇を奮う人は、そういうキャラと意図して描かれているのだから仕方ないが、出てくるといらいらするのでできるだけ出てこないでください。なんというか、常にヒスを起こしている碇シンジといった鬱陶しさがあります。ってかこの刺青だ…

第四話「アヤカシ使い」

冒頭の心の力を激しく消耗させる奇怪なカラテのせいで、頭がアヤカシくなりそう。敵がなんで空手の本をパクったか最後まで謎だし(空手で攻撃されるのが怖かったんでしょうか)、サイケデリックな色彩とともに現れるオールバックで垂れ目の坂田銀時、終始陰…

第十六話「Stand in」

結局、サックスマンの演奏シーンはなし。序盤こそ路上でサックス練習したりしてファンキーな奴だったけど、今では本作の男性陣ではこの開くんが一番こころくばりのできるまともな人になっている気がする(ついでコウイチ、最悪なのがサッカー野郎)。 その相…

第四話

バレンタインデーと風邪を引く話。 冒頭の井上喜久子十七歳のナレーションに「呪い」とか妙な単語が入っていたような気がするが気のせいだろう。国語の授業で読んでる内容もなにか渋いが、それもおくとして。 前半のメインは「妄想」、蜜柑だけでなく、青緑…

第四話「その 明日を目指すものたちは・・・」

灯里、トライゲットなる仕事を試みる、という、ほとんど外伝のような一編。 今回のお相手がいずれもオレンジプラネットと姫屋の社員なのに灯里といつもつるんでる二人のことがまったく話題にのぼらないのは話の都合とはいえ、いささか不自然なのだが、前述の…

第四話「狼と商才」

ホロが賢いというか、ロレンスが青すぎるというかの都編スタート。前回からの引きである貨幣関係のネタが細かいが、中世後半〜近世前半風のビジュアル(遅くても産業革命以前だろう)っぽいのにもうすでに銀本位ではないのかとか、うろ覚えと聞きかじりでし…

第十六話

なんかうざ系の新キャラの顔見せ兼社長単独活躍回。なるほど、指図しないで自分で戦ってるぶんには、ギアス設定も悪くない。つまり、彼が社長なのが最大の問題なのであった。これを是正すると作品が根底から否定される気が……うーむ。 今回最大の見所は、狙い…

第四話「ナミダ」

ガールズ トツゼンオトズレテ ヘイキッズ トオリスギテ ホホニヤサシイ カゼニナリ オオ ツキサス ナミダ ニモナル ガールズ トツゼンオトズレテ ヨウセイハ ヨアケニサル マイハート トキニサマヨイ マルデ アメニナガス ナミダ ノヨウ なんて日本語の歌を…

第四話

あいかわらず気合の足りないパロディと寒いサービスシーンの連続なのだが、渡辺真由美が作画監督のせいか、絵的に結構見られる出来になっていて悪くない。おでこにバツがある人とか特に。 しかし、紅茶の淹れかたについて薀蓄をたれた回で、お金持ちの別荘に…

第四話

前回の安っぽいシリアスは気の迷いだったという勢いで、正しく健やかにトリオ漫才に回帰。「あーんむかつく怖い」のくだりとかは結構いける。 内容的には、その化石の翼指竜は飛ぼうとしてるんじゃなくて、たぶん地面に落ちて死んだんじゃないかなあとか、葉…

第四話「はい、ぱちぱちってして」

前回の「好きな人がいる」発言がどうやらその場しのぎの嘘じゃなかったらしい名塚ヒロイン。ネヴィリルママの発言からするに死んだ彼女の母親は藤原啓治父となにかあった模様。単純に仲が悪かっただけとは思えないし、過去に争奪戦を展開した間柄なのか、よ…

第四回

「本編」初公開。作画がなんか珍妙な感じになってましたがわざとだろうきっと。これも踏み絵なんですよね、可符香さん(ドラマCDのアートワークが筋肉少女帯の絶版アルバム――『サーカス団パノラマ島へ帰る』と『月光蟲』――のパロディっていう、ほとんど関…

第四話「くじらのはね」

ねずみのたまごなみに突っ込みどころのあるサブタイですが、そういう絵本があるのだ、という設定ならば、仕方ないというか。まさか、実在するのか? お話としてはバトル要素はなく、兄の弟たちへの愛の深さに打たれる主人公、というドラマ面での深化を狙った…

第四話

はまじ、という、女のような体型で女のような性格で女のような声で女のような服を着るのが趣味で友達が女ばかりで妹に母親のように思われている人が実は男でした、という話。まあよくあるネタですけど、これが特定の人間へのいじめを見て見ぬふりをしている…

第十五話「覚醒」

フィレス、近衛フミナそれぞれの話の決着。といってもどちらも、視聴者にはよくわからない理屈で勝手に帳尻を合わせて勝手に終わっていくのですが。 なんかこういってみれば字幕無しのポロロッカ語放送を見ているような感じである。 突然出てきたバルマスケ…

第四話「さよならとバンパイア」

サブタイがかなり苦しくなってきたが、お話のほうは苦しいというよりは微笑ましい。適当で。 子安蝙蝠のなめくさったナレーションがスタッフのテンションそのままというか、見る側にそういうテンションでの視聴を要望しているというか、ともかく肩に力を入れ…

第三話「ラッド・ルッソは大いに語り大いに殺戮を楽しむ」

引き続き時系列表示が恣意的で、これはどうやら製作者達は、韜晦趣味に淫してる部分が多いのだな、と理解しましたが、いまのところフィーリングでついていっても混乱するような話でもなさそうなので不問にしておきましょう。ま、ファミリーの名前がたくさん…

第三話「代償」

力には代償を伴うとか善悪観念がおかしいお子様の殺し屋とかどこかで見たような素材を特に工夫もない――どころか、かなりへたくそに提示する第三話。大量出血するような傷をつけられて、とくに治療された形跡もないのに、鎖でぶら下げられて放置されても死に…

第三話

風ではなく、蟲師のゲームのCMがアニメの続きを見ろと語りかけます ――というのはともかく、クリスマスと新年の二本立てである。クリスマス編のぐちゅ子とぽての威嚇合戦が完全に猫でなごむ。がっついて吐くのも子猫のときにはよくあるしね。落下した歩手似…

第三話「その こめられた想いは・・」

とあるラジオ番組の収録で他人の家のシャワールームに侵入し汚い尻(当事者K氏談)を披露し、しかし「大宙さんの大宙さん」(当事者その二、N氏談)は見られずにすんだ、水島大宙さん登場。パティシエの仕事をどうしたのかとか謎がいくつか残っているから、…

第十五話「Now’s the time」

タイトルはまんま曲名なのでした。バンドメンバーの言及の仕方が無理矢理だし、今回だけ引用ってのがなんか座りが悪いですが。どうもこのスタッフは心情描写以外がおそろしく適当なのがいけません。 その姿勢はたとえば、三系列中の最重要ライン、星乃コウイ…

第十五話「人魚の伝説」

猫屋敷主演回につづき、幽霊主演回。ついでに水着でサービスサービスという回でもあるのだが、メインの幽霊さんは最後までパレオをつけたまま(ファッション的にはそれで正しいのだろうけど)で、めくれもしないうえ、ホナミやアディの水着もそれほど重点を…

第三話「トモダチ」

なんでもおっさんが銃器を持って乱入というシチュエーションが自主規制でいろいろ修正がかかったという回。 しかし正直なところ、そんなことは問題ではないですな。おっさんは銃でも爆弾でも持って突入すればよろしい。 修正すべきはシナリオである。それも…

第三話

姉妹間のゲームの話。もとが十八禁ゲームなのだからお色気展開になるのはむしろ自然の流れであるはずなのだが、ロザリオよりも強引、かつノリが病的で気持ち悪い。凄い指揮者らしい長女は露出狂の変態だし、アストラルの社長みたいなボディーガードはパンツ…

第三話

少年、手だけになってそれっきりですか……。こういうのはどうなんだろうか。 水戸黄門で、被害者が被害を受けっぱなしで終わる話ってあまりないような気がするのだが。 あくまで三人の関係(絆)の確認のためだけの悲劇との遭遇だっていうなら、ちょっとどこ…

第三回「どうなった? こないだの話」

電波度がアップするメインヒロイン、ますます意固地に自爆しまくる名塚ヒロイン、すこし自覚症状が出てきて、いい気になりつつも状況の深刻さ(というか困難さ)に呆然とする主人公、そしてそろそろ動き出しそうな今川焼屋――と、事態は徐々にヒートアップ。…

第三回

音声多重放送にして藤吉晴美の日常、なAパート。深夜アニメを見ることがニートと引きこもりにとってどのような行為であるのかを考察するBパート。そういえば太宰治の短編なんかにもこのノリがあるよなあというCパート。前回に比べると敷居の低い三本立てであ…

第二話「影抜き」、第三話「マレビト」

二話まとめてみる。都合よく続き物だったのでストレスもたまらず、重畳重畳。 地味にがんばる子安おにいさん、現時点の主人公は彼である。弟たちを事件に関わらせまいと必死ところ家の鍵やパスワードのくだりととっても儲け役である。でも、今後は弟たちを立…

第十四話「永遠の恋人」

フィレスとの相互理解の話かと思いきや、じゃーん実は替え玉の先遣でしたーという、どんでん返し。おいおい。フィレスに自分そっくりの傀儡をつくる能力があると知ってるなら最初にそれを警戒してくださいよ、ヴィルヘルミナさん。だいたい本物のフィレスの…

第二話「狼と遠い過去」

見れば見るほど狐娘に見えるホロ。うーむ困った。 というのはともかく、前回のクロエの話はなんだったのでしょう。エンディングの感じだと村のクロエと次回あたり出そうな町の魔法使いとホロとで三人ヒロインらしいから、今回のいんちき商人のうまい話と同じ…