第四話

 バレンタインデーと風邪を引く話。
冒頭の井上喜久子十七歳のナレーションに「呪い」とか妙な単語が入っていたような気がするが気のせいだろう。国語の授業で読んでる内容もなにか渋いが、それもおくとして。
前半のメインは「妄想」、蜜柑だけでなく、青緑の長い髪の人の妄想が作中作に近いポジションで何本も。どれも同性愛ネタなのは、やっぱりそっち向けの需要をのか。にしても、ねねの変な声はわざと変に聞こえるようにやっているのだろうけど、ちとうざい。
 後半の風邪の話は、一緒に暮らしてる猫や犬が病気になったことがある人ならば誰でも覚えがあるうわのそら感がよく映像化されている。ぽてまよのことを教師も理解してくれているのがすばらしいですね。ぽてまよと人間が同じ風邪をひくのかとかそもそもあれは人の病院で見てもらえるのかとかそういうのはどうでもよろしい。にしても、ぜんぜん真夜中でやる必要がないな、このアニメ。夕飯時に一年ぐらいかけてやってもいいのに。