第四話「アヤカシ使い」

 冒頭の心の力を激しく消耗させる奇怪なカラテのせいで、頭がアヤカシくなりそう。敵がなんで空手の本をパクったか最後まで謎だし(空手で攻撃されるのが怖かったんでしょうか)、サイケデリックな色彩とともに現れるオールバックで垂れ目の坂田銀時、終始陰気なノリなのに、死んだ幼馴染とおなじ髪型とおなじ声で現れる、人によっては影が薄すぎて見えない人がヒロインのおっぱいを揉むし、そのおっぱいをもまれたヒロインの描写がまったくないまま敵がいきなり二人に増えて、さっきまでその二人目と戦ってましたなどと、行き当たりばったりの連載漫画のような構成センスを炸裂させてみたり、教頭は喰われただけでなく、消化もされてしまったのにそのまま忘れ去られている悲惨ぶり、と、作ってるほうがかなりラリラリしてそうな二十数分。見るほうもラリラリしてみたほうがいいのかもしれません。