第四話

 前回の安っぽいシリアスは気の迷いだったという勢いで、正しく健やかにトリオ漫才に回帰。「あーんむかつく怖い」のくだりとかは結構いける。
内容的には、その化石の翼指竜は飛ぼうとしてるんじゃなくて、たぶん地面に落ちて死んだんじゃないかなあとか、葉っぱを見つけることのどこら辺が勉強の成果なのかとか、泳ぎ方も知らず魔法も解けちゃったのによくあれだけ泳げたなとか、そもそも周りに空気をまとうだけで酸素ボンベの代わりになるのかとか、着信拒否ってそんなにポピュラーな概念だっけとか、お風呂シーンがまるで男向けのアニメだなとかいろいろ突っ込みどころがあるけど、この作品の場合はそういうことをやかましくいうのは野暮ってものであることは以前いったとおり。
 ラゼルの仕切りは水戸黄門というよりは大岡越前ですね。正しく(ラゼル理論で)裁く、という。