破天荒遊戯

第八話

このアニメの原作がどんな雑誌であったかを改めて思い起こさせてくれる、同性に興味がある、アルセイドと同性の敵の登場。クルツ君と薬屋が同じ軍の出身なんてはじめて知ったぜ(わざわざ説明しているぐらいだから、ラゼルも知らなかったみたいだが、ぜんぜ…

第七話「花が咲いたら」

地図にない町の住民が実は人外、という話は星の数ほども描かれているし、二十分ぐらい前に掴み合いをしていた名塚香織が出てきたとたんに薄幸のヒロインとわかるのも同じく星の数ぐらいあるし、彼女を含む村民の正体が樹木というのもべつに新手ではない。 が…

第六話「てのひらのたいよう後編」

結局主人公が肩入れした側が全滅して終わる、バッドエンドパターンなのでした。うーむ。Aパート「この村がはやらないのは呪いのせいじゃなくて食い物がまずいせいである」とか人名トランプとかそのトランプのBADなマイケルとかのくだらない空気がとてもよか…

第五話

オーソドックスな前後編ものの前編。 といっても、べつに大掛かりな内容でもなく、今までと同じ、ちょっと不幸そうなゲストキャラを主人公達が救ってあげようとする話である。どう見ても晒しものな死体を見て鳥葬と納得できる三馬鹿トリオ、無理矢理にでも漫…

第四話

前回の安っぽいシリアスは気の迷いだったという勢いで、正しく健やかにトリオ漫才に回帰。「あーんむかつく怖い」のくだりとかは結構いける。 内容的には、その化石の翼指竜は飛ぼうとしてるんじゃなくて、たぶん地面に落ちて死んだんじゃないかなあとか、葉…

第三話

少年、手だけになってそれっきりですか……。こういうのはどうなんだろうか。 水戸黄門で、被害者が被害を受けっぱなしで終わる話ってあまりないような気がするのだが。 あくまで三人の関係(絆)の確認のためだけの悲劇との遭遇だっていうなら、ちょっとどこ…

第二話

良くも悪くもべたべたな話。ひらたくいって水戸黄門なのである。ただしこの場合の「印籠」は権力ではなくて、ラゼルの「正論」が裏書になっているわけだが。破天荒というよりは王道なわけだ。 で、そういう話であるので、「人徳で」拳銃が押収されてなかった…

第一話

構成が破天荒、とは見た人すべてにいわれているであろう。だって、ダイジェスト版みたいなんですもの。 というか、強引ナレーションの被せかたなどからすると、バッカーノみたいな意図的な霍乱ではなくて製作の都合で数話を本当につぎはぎしたように見えるの…