第五話

オーソドックスな前後編ものの前編。
といっても、べつに大掛かりな内容でもなく、今までと同じ、ちょっと不幸そうなゲストキャラを主人公達が救ってあげようとする話である。どう見ても晒しものな死体を見て鳥葬と納得できる三馬鹿トリオ、無理矢理にでも漫才展開へと進行する構成と、手法的にもいつもどおりの話である。魔女狩りの悲劇、といったふうな重い要素を見せつつ、主眼がリーダー格のおっさんのヅラネタだったりするあたりは、もう心得たものといえます。
あとは、ちょっと前のサーカスの話みたいな、子供殺して盛り上げようとする展開だけ回避してくれさえすれば充分といえます。