第三話

 風ではなく、蟲師のゲームのCMがアニメの続きを見ろと語りかけます
――というのはともかく、クリスマスと新年の二本立てである。クリスマス編のぐちゅ子とぽての威嚇合戦が完全に猫でなごむ。がっついて吐くのも子猫のときにはよくあるしね。落下した歩手似たい森山君の反応が淡白なのはいかん。同音異義語の駄洒落で申し訳ないがまことに遺憾。
 そしてお父さん登場。唯一の肉親が放蕩野郎で話の都合のいいときにだけでてくる、というのは定番だけど、この手のキャラのが、二の宮くんや右手が恋人の彼のお姉さんと同じく、天真爛漫というよりは傍若無人かつ迷惑千万で一刻も早く消えて欲しいキャラなのはなんなんだろうね。実際にうざいだけのキャラを描きたいわけでもなかろうに。
本編が終わるまでにぐちゅ子が無事家猫になってるかが気になります。野良猫の平均寿命は悲しいぐらいに短い――たったの五年である――ので。