ゼロの使い魔

第十三話「虚無のルイズ」

さて最終回。 前回の予測はあっさり外れる。いやだって、まさか十数分で国家の存亡を賭けた戦争が終わるとは思わないじゃん。それも、ルイズの「虚無パワー」発動と、サイトのガンダールヴ特権による大活躍はわかるとしても、ゼロ戦一騎で打ち落とせるだけし…

第十二話「ゼロの秘宝」

大詰め。もしかしたら帰れるかもというアイテムの登場。固定化魔法で精密機器の劣化が防げるのかとか、道が開いたという日蝕はよほど特別なイベントなのかとか、あの世界に所属しているはずの魔法が、サイトの世界の飛行機の操縦法というデータをどこから引…

第十一話「ルイズの結婚」

ワルドが悪い人!わー意外! いかにも当て馬な奴が、やっぱり当て馬、どころか設定上もまったくルイズに害なすものであるというのは、あんまりにベタでさながらの駄目少年漫画のパロディのようじゃ。 しかし、そういうところに限らず、ワルドがあっさり悪役…

第十話「姫君の依頼」

終盤展開のスタートなのかな。なにやらきな臭い国の話、盗賊軍団の暗躍はまあお約束。ルイズの婚約者も登場だが、むさいキャラデザと爽やか系の声のギャップに、思わず笑ってしまった。 憧れの人ワルドと現在の恋人(まだ無自覚?)サイトのあいだでおたおた…

第九話「ルイズの変心」

前回は分裂したままだった話がひとつになる話、だがしかしいろいろとあっさり片付きすぎであるように思う。特に次から次へと安請けあいしておいて、地球人特権でクリアするサイトはずるい。 モンチッチとサイトのやりとりは恋愛要素がいっさい絡まないせいか…

第八話「タバサの秘密」

タバサの正体を巡る話とサイトのたらしっぷりにやきもきするルイズの話の二本立て。であると同時にたぶん前後編ものの前編。 タバサのほうは、誰がどう見ても原作版クシャナの過去そのままなのに苦笑。オマージュにしてはタバサとクシャナにキャラクター的な…

第七話

いいって言われたからっていきなり口にキスするか普通? 生活習慣として貴族に対するおそれが無いというのはまあよくわかる、王族とされている人たちにも無遠慮なのはもう状況が読めないキャラなのとしか思えない。この現代の地球にだって王族とか皇族とか特…

第六話「泥棒の正体」

サブタイトルどおりの展開だけど、意外というかなにそれっていうか。 周りを見張る云々のくだりで、描写と行動の両方が怪しげだったので、もしかしたらとは思ったが(せいぜい入れ替わって変装していたのかとおもっていた)、まさか本人で、そのままいなくな…

第五話「トリステインの姫君」

吉田さんが王女様になって転生してきました、という話。 川澄綾子で王女というとラフィールですが、そういえば最近ああいうタイプの川澄キャラ見てないなあ。 というのはともかく、このお姫様もまたサイトにホの字になるのでしょうか? それともサイトやルイ…

第三話「メイドの受難」

予告通りに、メイドさんピンチ。 特権を乱用する支配階級に召し上げられた少女……というとカムイ伝序盤の悲劇を連想してしまうが、もちろんあんな展開になるはずもないので、そういった意味では安心してみていられる。 がしかし、この展開はなんだ? 主人公が…

第三話「微熱の誘惑」

パンツのみならず下着の洗濯に石鹸だけというのは、よろしくないような……。いや、擬似中世世界の人たちだからそういうことは気にしないのでしょうか。 さて、タイトルどおりキュルケー(キルケから来ているのかな)の話。主人公はすでにモテモテなのだった。…

 第二話「平民の使い魔」

第一話と対応するタイトルが示すとおりに、基本が主人公視点。 とくに冒頭、主人公サイドからの召喚場面の描写から始まるわけだが、これ、半分以上、自業自得では? という、疑問はさておき、キスでもためらっていたのに、裸はためらわない理由はいまいちわ…

 第一話「ゼロのルイーズ」

たぶん見た人がかなりの確率で思ったであろうこと。「ハリーポッターは灼眼のシャナ!」 マントとか杖とかもうすこしなんとかくふうできなかったのだろうか。あるいは意図的な類似なのかな? 今にも「うるさい」を三度重ねて言いそうなヒロインに釘宮理恵を…