第十話「姫君の依頼」

 終盤展開のスタートなのかな。なにやらきな臭い国の話、盗賊軍団の暗躍はまあお約束。ルイズの婚約者も登場だが、むさいキャラデザと爽やか系の声のギャップに、思わず笑ってしまった。

 憧れの人ワルドと現在の恋人(まだ無自覚?)サイトのあいだでおたおたするルイズの描写がいい。相手のおっさんが見るからに当て馬なのが想定視聴者/読者の性別を示している感がありますね。

 ガンダールヴとやらの意味もすこし判明。ゼロすなわち虚無という連想はありがち過ぎなのだが……。とはいえその正体や、シエスタの祖父の話とかがあと三話でまとまるのかどうかとても微妙。地名がなぜか地球準拠なのも、もしかしたら伏線なのかしら。
 ドラゴンイコール飛行機(だよね? サイトの反応からすると「血」はガソリンらしくあるし)とかも、どれくらい活かされるのやら。
 あるいは、第二期狙い?

 さて、キュルケタバサモンモンは果たして今後出番があるのか?
 そういや、ルイズのパンツのゴムを切ったっぽい伏線は次回回収されるのだろうか?