コヨーテラグタイムショー

第十二話「COYOTE」

はじめましてフランカです。広橋涼さんの声で読んでください。まともに書くと角が立ち過ぎる気がするというので緩衝材として口真似されてます。でっかいお手数かけますがよろしく。 海賊王の宝を巡る大冒険、今回、これで最後なのに、まったく盛り上がってい…

第十一話

大詰め、なのだがさっぱり大詰めに見えない。前哨戦みたいな低温ぶりである。光子爆弾の機器も切迫感皆無だし(ミスターたちも爆弾を探す気も止める気もないみたいだし)、肝心のお宝も、なにか秘密があったわけでもなし(母親視点らしき親バカ映像が貴重?…

第十話「アンジェリカ・バーンズ」

高校生の痴話喧嘩ほどにも緊張感がない、惑星崩壊の危機に、宝捜しに、刑事の脱出劇。なんでこうなっちゃうかなー。 惑星崩壊のサスペンスは前に書いたとおり、実際に爆発するかもとは微塵も思えないので、ミスターたちがいる限り爆発はないという安心感が先…

第九話

Q 惑星破壊まで十数時間なのにさっぱり緊張感がないのはなぜでしょう?A-1・冒頭のコヨーテたちの「オレたち余裕かましてます」トークが寒すぎて物語に入れなくさせている。A-2・政府関係の展開が馬鹿すぎて、すべてが茶番に見え緊張しようが無い(パペ…

第八話

今回の驚愕の事実! ミスターにはまだ別の理由があるかも? アンジェリカにもまだ別の理由があるかも? 宝にもまだ別の秘密があるかも? あのですね、そういうのは台詞でごちゃごちゃ煽らないで、話が進んでいくなかで視聴者が自発的に感づくように仕向ける…

第七話「反逆のマルチアーノ」

序盤のミスターの「まだ手はある」に子犬みたいに喜ぶ部下どもに幻滅。おまえらは自分の意思でミスターの部下をやっているんじゃないのか、と思う。「ロマンティックなエゴイスト」ならそれらしく部下も独立独歩をモットーに、自分の判断や考えを大事にして…

第六話

突破作戦の後半。序盤の巻き込みは楽しい。十二姉妹も――文字通りお人形さんごっこではあるにせよ――意外に頑張ってヒールをやっているし。 これでミスターがもっとナイスガイなら、サスペンスも高まったものだが……。 あとマルチアーノがねえ。別ににているわ…

第五話「ネヴァーチェンジ」

ワープゲート突破作戦。 持ち直した。相変わらず大塚明夫ミスターに魅力が感じられないとか、結局「海賊王の宝」の重要性はただ大金ってだけなのか、とか、リゾート惑星がらみのエピソードがわざとらしくてどうも(やりすぎなのも承知でミスターがやっている…

第四話

海賊王の秘密に迫る話、なのだが、なにこのたるいミッションインポッシブル。音楽がそれっぽいのでパロディのつもりのようなのだけど、笑いどころもわかりません。といって、元ネタの(やっていることからして映画版のほうだと思うのだが)、潜入作戦の面白…

第三話

今週は高校野球のおかげで早い段階で録画できたので、さっきそれを見たわけですが……。 うーむ。やはりこのスタッフは三話目からパワーダウンの法則があるようである。 脚本家が変わっている(監督が書いている)せいもあるのかもしれないが、密度がぐっとさ…

第二話「海賊亭の少女」

中身よりも見せ場を並べる、といえばこれですね。第一話以上にフタコイオルタナティブテイスト。多元中継で派手なアクションが乱舞するなか話を混乱させずに、一気にラストまでもっていくのは見事。 見世物としては十分の出来といえるでしょう。 ドラマとし…

 第一話「脱獄」

かの「フタコイオルタナティブ」のスタッフによるオリジナルアニメ。つまり、狙いと物語の平仄があえば凄く面白く、外すとありえないレベルまで寒く下らなく詰まらなくなる可能性を秘めている、ということである。 と、構えてみていたら、ずいぶん普通だった…