2006-09-10から1日間の記事一覧

それはたったひとつの冴えたやり方じゃない。その2「死はさだめ、さだめは愛」

ええと、再度坂東眞砂子氏の子猫殺害問題です。いや、より正確には進行中の子猫虐殺問題、といったほうがいいのかも知れない。氏のエッセイに示された「覚悟」からすると、今現在も生まれたたくさんの仔猫――猫は一度で五匹ぐらいは仔猫を生み、それも雌猫を…

第十話「アンジェリカ・バーンズ」

高校生の痴話喧嘩ほどにも緊張感がない、惑星崩壊の危機に、宝捜しに、刑事の脱出劇。なんでこうなっちゃうかなー。 惑星崩壊のサスペンスは前に書いたとおり、実際に爆発するかもとは微塵も思えないので、ミスターたちがいる限り爆発はないという安心感が先…

第十話

ゆーじの嫉妬の話の続き。水着ステージ。 この手の話では一度は通らなければならない展開とはいえ、やっぱり見てて心地いいものではない。というかここを心地よくしたら作品としては失敗という気もするので、このいらいら感は成功の証ということが出来るのか…

第四話「革命の信徒」

話が動き出しそうな感じはあるのだが、どんどん緊密さが無くなっていくのはなぜ? 半端に苦悩して物語のテンションを下げまくる主人公。捨て駒な敵役。垂れ流される設定。べらべらと身上から設定までしゃべるまくるキャラたち。 このままでは、まるでブラッ…

第四十八話「摩天楼オペラ」

最終決戦。 ちょっと前に島田荘司が『オペラ座の怪人』をモチーフに『摩天楼の怪人』というのを書いたわけで……いやまあ何の関係もないですが。 そして前回(そのもう一回前だったかな)に引き続き沖縄の友達登場。もっと前から話に絡めておけばよかったのに…

第十一話

作画、というか動画が怖かった回。シナリオ上は間違いなくあったはずのりんごが舞台の壇上に乱入するカットがないとか、最後のりんごと草太の小芝居のところで笑い声がしているのに、うつろな顔で立ち尽くしている生徒たちが怖すぎる。 話は現実世界からはな…