シュヴァリエ

第八話「女王謁見」

回を重ねるごとにブラッドプラスの悪夢がオーヴァーラップ。 なにが似ているって、なに考えているんだかよくわからない主人公が、状況に流されるままにあちらこちら行って、戦ったり戦わなかったり、人にあったり会わなかったり、適当にイベントに巻き込まれ…

第七話「ガーゴイル」

ロシア行。 しかしどうにもこうにもしゃっきりしない。淡々と旅をして、追っ手の追及をかわし、罠を見破り、待ち受けている敵を倒す。それだけなんだもの。 作っているほうが「カリオストロ伯爵」という名前を出しただけで満足してしまったような印象すらあ…

第六話「王の騎士」

サブタイトルの正式名はおかまの騎士である。 ストーリー的にはロシア編へのつなぎなのだが、テーマ的には核心となる、デオンの女装が初披露である。降霊して中身が変わっても外見が変わらないのがポイント。表情が女っぽくなっても、手はごつい。おかまの永…

第五話「パレ・ロワイヤル」

うーむ。ストーリー面での盛り上がりがないばかりかバトルもなくなる。変にオカルトはいった三銃士みたいな感じというか。 内容的につなぎの回というか、ドラマの背景を構築していく回なのだろうとは思うが、主人公たちの、敵を追いかけたけど追いつかなかっ…

第四話「革命の信徒」

話が動き出しそうな感じはあるのだが、どんどん緊密さが無くなっていくのはなぜ? 半端に苦悩して物語のテンションを下げまくる主人公。捨て駒な敵役。垂れ流される設定。べらべらと身上から設定までしゃべるまくるキャラたち。 このままでは、まるでブラッ…

第三話「悲憤の剣」

うーむ。どうにも盛り上がらない。 歴史の闇や陰謀やらを見せていこうという大河ドラマ的な物語の方向性と、口上を述べての見せ場のスタートという、時代劇チックな憑依チャンバラバトルのかみ合わせがまだ上手くいっていないということなのかなと思うが、そ…

第二話「四銃士」

序盤のチャンバラはなかなか。でも前回のエンドロールであらかた見てしまっているのが……。 そして怪しい男と先生の登場。この二人の戦いもなかなかいい感じ。先生がちゃんと強そうだ。 敵の薄気味悪さも悪くない。まあ一番不気味なのはマリーアントワネット…

第一話

古橋一浩最新作、なのだが脚本、原作が冲方丁なのであまり期待はしていなかった。ファフナーの悪印象のせいである。期待と不安が半々で、出来上がったものもまた今のところ期待と不安が半々である。 お話はというと、実在の女装騎士デボンを主人公に、彼の女…