第二話「四銃士」

 序盤のチャンバラはなかなか。でも前回のエンドロールであらかた見てしまっているのが……。
 そして怪しい男と先生の登場。この二人の戦いもなかなかいい感じ。先生がちゃんと強そうだ。
 敵の薄気味悪さも悪くない。まあ一番不気味なのはマリーアントワネットだけど。

 ともかくも、まだまだ敵も味方もキャラをほいほい取り出している段階で、ストーリー的には大筋は見えてこない。
 国家レベルの陰謀との戦いと生涯女装で生きた(生きざるをえなかった)という男の人生をどう絡めるか、そして、史実どおりだとあまり幸福とはいえないその生涯をどうみせるのか、というあたりが眼目になるのだろうか?

 しかし主人公はこのまま毎回戦うたびにおねえちゃんに意識をのっとられるのかね? ちょっと不憫。