大江戸ロケット

第七話『とんでもないとんだ女』

訂正。椎名高志はOPにばっちりクレジットされてますな。字が小さいとかOPは一回目以降は飛ばすとかそういうのは粗忽の書き手のいいわけにはならない。 粗忽 というば、今回のキモもやはりその粗忽でありました。「シンザの死」を巡る『落語天女おゆい』…

第七話「決闘大初恋」

あっさり江戸に戻って来てのオリジナルエピソード。ゲストは椎名高志キャラ(とはどこにも書いてないけど作中で「絶対可憐云々」とあったので、偶然の類似ではないのは確か)。 しかし散々オリジナルオリジナルと強調して、素直にシリーズの一編として見られ…

第五話

江戸を離れて二人旅でございます。 狸と暮らす髪形がちょっと手塚治虫調の男のキャラや、即興ミュージカル風のシーン、過去回想に江戸にいるキャラを使いまわしたりするあたりに顕著だが、なんか回を重ねるごとに芝居風味が増していくような(ヒデオその他狸…

第四話「ドキドキ無用」

これにて第一幕終了、というところ。 誰もが予想するとおり、花火は簡単には成功せず、ソラさんは月へは帰れないわけですが、自分のスタンスをはっきりさせた鍵師なんかのおかげで今後の活動はそれなりに安定して、話はよりまっすぐ月と花火とソラさんの秘密…

第三話

前回ちょろっと出ていた遠山の金さんが登場。鳥居の旦那とは因縁ある仲だから出てきてもおかしくない人選ではある。 で今回は、花火職人のほうは一休みで、山寺宏一こと山ちゃんの鍵師の話がメイン。特殊技能キャラであったか。鳥居の旦那は、やることは過激…

第二話「男は待っている」

なんか周回遅れになりそうなのであわてて見た第二話。 前回暗示されていたとおりに、空は月の生き物でようするに月の兎であると、冒頭でいきなり明かされる。素直でよろしい。 台詞回しだけでなく、ゆとり教育とか時事ネタの入れ方がなにやらとても小劇場チ…

第一話「大江戸に咲く紅い花」

不遇の終了を迎えた『妖奇士』につづく會川昇脚本による『若本仕事帳―耀蔵伝― 第二部』、とでも言いたくなる時代劇アニメ。 原作は劇団新感線の芝居のようで、長屋でのどたばたや、花火師がロケット作りに誘われるといったメインプロットは確かに舞台でもあ…