第百十五話

タイトルどおり『ゴジラ対メカゴジラ』のパロディではじまる前半は、ちょっと前の映画シナリオネタとかぶるのを避けたせいなのか、消化不良。

 後半は、先週ちょっと期待していたテニプリパロディが、はずれなのは残念。というか考えてみたら、あれは本家が強力すぎるんだよね(小惑星で恐竜を滅ぼし、宇宙で全裸で戦うテニスアニメをどう茶化せというのか)。
 あと、終盤の展開になにか既視感があるが、まあよくある「友達の自己犠牲」ものってことかなあ。アイアンジャイアントじゃないし。

 『かってに改蔵』の「遺失物係」の話での山田さんに訊いてみたいところである。十四万八千も何か記憶が。

 なんてところでもやもやしてしまったので、どうにも結末で感動できなかったのでありました。いやーパロディってTPOが大切ですね。