けいおん!!
冒頭で夏期講習だとか受験生とかいろいろ視聴者からのつっこみがありそうな部分を前面に出したうえで「ちょっとした息抜き」と唯たちに言わせて押し切るという力技が印象的な第十二話。二年生のときにやっておけばもっと簡単に進められた話じゃないかという…
まあタイトルどおりの話なのだが、音楽室って熱や湿度に弱い楽器が保管してあって、防音構造が必要とされることが多い都合上、ほかの教室がそうでなくても空調完備の学校は多いのではないだろうか? という突っ込みはまあたぶん野暮で、ようするに暑さにうだ…
さわ子先生のバンドの音楽が、あんなレトロでききやすいメタルではなく、スレイヤーとかG.I.S.M.とかアンセインとかクリプトシーだとか、慣れない聞き手が確実にひくような激音だったらよかったのに、とちょっと思ったりもした第十話。魂のぶつかりあいだと…
前回から続く、茨の道シリーズ、または前々回から続く、劇中コントが寒すぎてサスペンスになってるシリーズ。あるいは、塀の中の住人か、エルム街の夢魔の眷属か、呪われた村(ジェレサレムズロットではないほう)生まれとしか思えない、縞々衣装とあやしい…
一番衝撃的だったのは本編ではなく、次回予告直後に流れた氷室京介のコーラCMだったわけだがそれはともかく。サブタイトルどおりに進路にまつわる話。と同時に前回のサブタイトルをそのまま使ってもとくに問題のない回でもあった。 コンセプト的にはサブタ…
かつて「けいおん!」史上でここまで緊迫感あふれる展開はあっただろうか。 いや、ない。 では、かつて「けいおん!」史上でここまで視聴者の期待をはずした話はあっただろうか。 これは結構あった。 ではさらに、かつて「けいおん!」史上でここまで作り手…
序盤のバックステージパス(のシール)は一体何の冗談なのか、というのはともかく、唯が軽音部に所属して、ギターを買ってから三年目にして始めて梅雨が来たかのような第六話。 ようするに『けいおん!』において一年と二年の出来事をほとんどダイジェストの…
裏タイトルは「プレゼン!!」である。 いうまでもなく、次期軽音部トリオの、である。梓も憂も基本ができすぎくんなキャラなので、純ひとりにボケと暴走が一任されていて、気の毒といえないこともないが、本当に気の毒なのはものすごく適当に描かれたジャズ…
最近、サブタイトルの「!」がタイトルの『!!』と揃ってないのが気になりだしてきた。というのはともかく、学校の定番の行事であり、学校もののフィクションでは定番のネタである、修学旅行のエピソード。京都に修学旅行……って、あれ?『けいおん!』って…
「おまえらロックの話をしろよ!」と、と或るへヴィメタル命のギタリストに一括されたのか、あるいはこのブログの前回の記述(メンバーの音楽的背景がわからない)が時空を越えて過去の製作者に届いたのか、理由はわからないが、軽音楽について熱く語りだし…
『けいおん!』の続編。このタイトルは『しゅごキャラ!』と『しゅごキャラ!!どきっ』のときみたいに『けいおん!』に付属的な意味で!がついたもの(つまり、第二期であるという表示)と見るべきなのか、『けいおん!!』という新作であって単に時系列的…