第九話…

さすがにいきなり合体は無かった。
がしかし、同意が成立してから、未遂に至るまでの描写が十分ぐらい、初々しくもあり、かなりしつこくもある。お茶の間で親と見ていた人々は凍ったことでありましょう。いや、親とはこれは見ないか。

ともあれ、今回からの流れで、山本さんがらみのエピソードを追及して、二人のあいだに実はまだ結構ある障壁をもうすこし突破し、さらにはナナさんのはなしを整理して、二人が(というかヤノが)自然に向き合えるようになってから、という段取りか?

サイドエピソードのヤノがたけうちくんの気持ちに気づいている(無意識的にか意識的にかはともかく)らしいことをさりげなく示す場面は上手い。話が進めば進むほどたけうちくんが切なくなりますね。

 しかし平日六時半からやっているアニメで「セックスはスポーツだったけど」とか「まだ頭も入ってない」とか「貫通」とか平気なんだろうか? 東京MXテレビはある意味パンクだ。