第八話

 縁日の話。

 本筋に何の関係もない美人コンテストとか相変わらず適当きわまる構成である。

 いや、一応、素奈緒のなんとかかんとかとかいう女優への執着を示すシーンだったのかな? 穿った見方をすると美人コンテストなんかスケベ親父の欲望を満たすものでしかないという話ということも可能そうだが、もちろんそんなことは作っているほうは考えてもいないだろう。

 そして後半は素奈緒とレオの話。ものすごく無理矢理な流れで表舞台に上がろうとするレオの姿に哀れを催す。脚本家の人も大変だ。
 花火がらみでは、椅子がおいてあるような公共のスペースに辿り着くのに、はいつくばっていかなければならないようなルートしかないのが、謎といえば謎だが、よーするに、素奈緒の浴衣のお尻が描きたかっただけですね、ハイ。

 会長さんは例によってお邪魔キャラ&話のトリガーとしてしか機能してないが、、今回は空気の読めてない爆音挿入歌でもお邪魔性を発揮。さらには、書記の人とあわせて、その場つなぎのエロ要員としても、濫費されているのはある意味哀れ。
 人語が喋れない人は、その存在の意味がよくわからないのであまりでてこないで下さい。

 さて次回はようやく演劇部の話にカムバック。
 にしても、「武士の先輩とレオが一緒に暮らしてます!」っていう引きはいったいなんでしょう。