2006-08-27から1日間の記事一覧

第二十一話「大封印」

だんだん過酷になっているクーヤ編の二。 小国が周囲のプレッシャーからぶちきれるというまあ世界歴史上良くある話で、無理もそれほどなく演出や進行も手堅いのだけど、クーヤをそこに追い込んでいく素材がいまいちなので、どうにも乗り切れない。具体的には…

第八話

姉妹対決編。 おおむね原作通りの内容だったが、なんの屈託もなく楽しい。香月が周囲のプレッシャーや自分自身の引け目から解放されて本気になっていく心理描写の丁寧さもいいし、意外に細かいモブも楽しい。 まったくもって、健全なアニメ化である(内容は…

第四十六話「あした天気になあれ」

最終決戦直前という話。カイにとっての小夜とは、恋人なのか妹なのかはっきりしろという話でもある。しかしはっきりしない。もっとも、はっきりしたところで、カイの位置づけはすでにほぼ固まっている――小夜の戻るべき、そしてたぶん戻れない「日常」である―…

第八話

道中ものと化してまいりましたが、しかしてずっとこのまま敵のお城につくまでたらたらと股旅スタイルでいくんでしょうか? 白雪の「服の汚れはすぐ落ちる」は子供向けアニメの台詞としてはなかなか渋い。 狼の最後の台詞はちょっと良かった。 でも全体に低調…