2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

第二十五話

ほぼ天満が播磨の家に来る話をベースに原作の修学旅行編のインタールードだった八雲の話とかも一部流用したり、なんと幽霊少女(なんの説明もなくでてきたから、OVAとかでは既出だったりするのだろうか?)まで動員しての、第二部ラストに相応しいまとめ…

第二話

人類側主人公登場。なん一昔前の少女漫画に出てきそうなキャラだ――メインの男キャラに絡む、読者(作者)の自己投影用ヒロイン、というやつである。個人的には、ぢゃっぢゃ―んの人が久々にメインにいるのでちょっと嬉しかったり。そういえば、元祖電子の妖精…

第五話「パレ・ロワイヤル」

うーむ。ストーリー面での盛り上がりがないばかりかバトルもなくなる。変にオカルトはいった三銃士みたいな感じというか。 内容的につなぎの回というか、ドラマの背景を構築していく回なのだろうとは思うが、主人公たちの、敵を追いかけたけど追いつかなかっ…

第二十四話「滅びゆくもの」

クーヤ編ラスト。 戦っている途中でワープで本陣突入はちょっと笑ってしまった。時間も節約できるし、中間部の戦闘シーンの展開も手折れるしで、ディー様々ではある。もっともその後あっというまにベナウィたちが追いついてきたのはやりすぎでありました。ク…

第十一話

大詰め、なのだがさっぱり大詰めに見えない。前哨戦みたいな低温ぶりである。光子爆弾の機器も切迫感皆無だし(ミスターたちも爆弾を探す気も止める気もないみたいだし)、肝心のお宝も、なにか秘密があったわけでもなし(母親視点らしき親バカ映像が貴重?…

第十一話

ようやく雪解け。 でもダラダラと重苦しく引っ張ったわりにすっきりとした印象がないのはよろしくない。誤解が解けるというオチが見えているのだから、せめて過程を工夫しないと駄目なのに、説明されたら理解した、というレベルで素朴に片付いてしまうのだか…

第四十九話

まさかのディーヴァ組総退陣。 まず、無敵ともいえるぐらいに強そうだった中田シュヴァリエは、より強くなるはずの変身後、むしろ弱くなって(ハジが応戦できるレベルなんて、かなり弱い)、あっさり雷撃死。体をちぎっての串刺しから脱出ぐらいは容易に出来た…

第十一話

パーティが立ち寄った町の、廃屋の怪しい地下室の秘密を巡る話で、連続性に乏しい道中ものの一編かと思っていたら、人狼一族の先代と当代の確執を巡る物語がいきなり浮上。なにやら長く続く脇筋になりそうなのだった。銃士付きの狼も人狼なのかね? 確執の原…

第十一話「ルイズの結婚」

ワルドが悪い人!わー意外! いかにも当て馬な奴が、やっぱり当て馬、どころか設定上もまったくルイズに害なすものであるというのは、あんまりにベタでさながらの駄目少年漫画のパロディのようじゃ。 しかし、そういうところに限らず、ワルドがあっさり悪役…

第百二十六話

月に行く話と台風の話。どちらも小粒なねたで、細かい工夫にも乏しい。 シリーズが長く続くと既に確立してるキャラクターを動かすだけでも作品はそれなりにまとまるものだけど、やはりそれでも、内容や演出にある程度は工夫がないと、悪い意味でのマンネリに…

第十一話

前半が犬は義理堅い奴であるという話、後半が笑顔の持続は困難である、という話。 見せ場でいうと、前半は言葉の真の意味においてのドッグチェイスアクション、後半は権謀術策。活劇と心理劇というところである。前半はともかく敏行が可愛い。特に美紀に乗っ…

第三話―第五話

配信期間ぎりぎりなので一挙に見る。もうちょっと早くから見ておけば何度か見られ野だと、後悔先たたずを実感。 ・第三話 沢城みゆきキャラの話。猫モードのときよりずいぶん余裕がないキャラで何か違和感。あまりミントさんっぽくないですね。はい。 前回の…

第二十四話

さてどうしよう? 真相はどうやら前回でおおむね出尽くしたようで、あとはもうバトルとまとめ? そのバトルはシン&アビス組とオケアノス組にドラマ的葛藤がさっぱりないので、ただのお邪魔キャラ排除ゲームにしかなってない。 まとめその一の、シマ司令入滅…

第二十三話「薫となでしこっ!」

タイトルからして二人の過去なり絆なりがしっかり描かれる回なのかと思ってたらさにあらず。 薫によるダラダラとした過去回想と、なでしこのなんだかずいぶんと自分本位な心情吐露がメインなのであった。 特に薫の話のつまらなさはなにかおかしいぐらいであ…

第六話「暴走」

隠れ里編あっさり終了。先生もスキンヘッドもいい奴もあっさり退場。そしてバッタものハーロックもあさり再合流。 つまりは、サナのピアノの謎と、ジンの復讐という動機を出すためだけの話でしたか。あ、あとサブタイにもなっているファントム搭乗者に起きる…

第二話

ラルクの物語、そしてノノとラルクの関係の深化。 大人びた子供でいようとする子供と子供らしい子供であることを受け入れている子供の話でもある。トップレスイコールモラトリアムが許される青春時代的な位置づけが提示される。キーワード「正義の味方」をき…

第十一話・・・

ヤノと山本さん、全面対決。 下手なバトルアクションの何倍も恐ろしくサスペンス溢れる言葉の応酬。 つまるところはヤノが悪いのだ。そしてそれはヤノもわかっている。 山本さんにしても、自分が正しいことをしているとは思ってない。 彼らの言葉はお互いを…

第二十四話「そして鏡夜は出会った」

鏡夜と環の話。 別名(というか今つけました)ホスト部版「雨宿り」。 もちろん『ここはグリーンウッド』のあれである。見てて改めて気づいたけど、忍の叔母(*)に相当するキャラがちゃんと鏡夜にもいるのね。もっとも、異性で鏡夜と対等に渡り合え、かつ…

第一話

バンダイヴィジュアルの無料配信イベントにまんまと引っかかって視聴してしまった。最終話を買わせようという販促イベントなのわかっているのだが、いずれテレビ放映か無料配信があるときまで待つからいいのです。一年もすればみられるんじゃないかと期待。…

第十一話「素奈緒になれない」

前回のウダウダを引き継ぎ、解消せずに終わる。 おーい。でてこーい。と暗い穴に向かって呼びかけたくなる困ったちゃんぶりである。 そういう器じゃないでしょ、この話は。 まったくもって、「となグラ」といい、これといい、勘違いしたドロドロムードの垂れ…

第二十四話「選択」

戦争という、戦い/祈りのことだけ考えていればいい、ある種のモラトリアム状態からほおり出されたシヴュラたちが、自らの道を決めていく話。 放置状態だった双子の葛藤や、ちょっとまえからクローズアップされだしたユンの運命、モリナスとワポーリフの微妙…

第二十四話「その未来のウンディーネに」

開店休業の日に、勉強会という話。 仲良し三人がまったりとだべるだけののほほん話かと思ったら、わりとねちっこい、社内の嫉妬の話に発展してちょっと意外。性善説がメインのこのシリーズ的には異色である。 序盤のおしゃべりパートはともかく、本題のパー…

第二十四話

水着で豪華客船で遭難、ポンペイみたいなパラレル的な世界での花井の冒険、そして、鯨が一目ぼれで南極。 どれも極端なネタで、ひとつひとつ単体で、一発ギャグに使うなら、問題はないように思えるのだけど、全部を地続きにしてつっこみ無しにやられると、こ…

第二十三話「心の在り処」

ひきつづきクーヤ編。とはいえ戦闘は小休止で、最終決戦の布石の回といえる。 なんといっても、ゲンジマルがロボットを一人で屠れる化物であることが判明したのが重要。さすが、最強無敵のタマねえを唯一恐怖させるキャラだけある。この人とカルラがいたらこ…

それはたったひとつの冴えたやり方じゃない。その2「死はさだめ、さだめは愛」

ええと、再度坂東眞砂子氏の子猫殺害問題です。いや、より正確には進行中の子猫虐殺問題、といったほうがいいのかも知れない。氏のエッセイに示された「覚悟」からすると、今現在も生まれたたくさんの仔猫――猫は一度で五匹ぐらいは仔猫を生み、それも雌猫を…

第十話「アンジェリカ・バーンズ」

高校生の痴話喧嘩ほどにも緊張感がない、惑星崩壊の危機に、宝捜しに、刑事の脱出劇。なんでこうなっちゃうかなー。 惑星崩壊のサスペンスは前に書いたとおり、実際に爆発するかもとは微塵も思えないので、ミスターたちがいる限り爆発はないという安心感が先…

第十話

ゆーじの嫉妬の話の続き。水着ステージ。 この手の話では一度は通らなければならない展開とはいえ、やっぱり見てて心地いいものではない。というかここを心地よくしたら作品としては失敗という気もするので、このいらいら感は成功の証ということが出来るのか…

第四話「革命の信徒」

話が動き出しそうな感じはあるのだが、どんどん緊密さが無くなっていくのはなぜ? 半端に苦悩して物語のテンションを下げまくる主人公。捨て駒な敵役。垂れ流される設定。べらべらと身上から設定までしゃべるまくるキャラたち。 このままでは、まるでブラッ…

第四十八話「摩天楼オペラ」

最終決戦。 ちょっと前に島田荘司が『オペラ座の怪人』をモチーフに『摩天楼の怪人』というのを書いたわけで……いやまあ何の関係もないですが。 そして前回(そのもう一回前だったかな)に引き続き沖縄の友達登場。もっと前から話に絡めておけばよかったのに…

第十一話

作画、というか動画が怖かった回。シナリオ上は間違いなくあったはずのりんごが舞台の壇上に乱入するカットがないとか、最後のりんごと草太の小芝居のところで笑い声がしているのに、うつろな顔で立ち尽くしている生徒たちが怖すぎる。 話は現実世界からはな…