第百二十六話

月に行く話と台風の話。どちらも小粒なねたで、細かい工夫にも乏しい。
シリーズが長く続くと既に確立してるキャラクターを動かすだけでも作品はそれなりにまとまるものだけど、やはりそれでも、内容や演出にある程度は工夫がないと、悪い意味でのマンネリになってしまう、といういい見本とも言える。
特に、今回のような大枠がシンプルな話は、細かい遊びをたくさん詰めて楽しませるべきものだったと思う。まあ、なにかというとガンダムとか古いアニメのネタ、という遊びの動脈硬化状態もきついものがあるけど。