第二十五話

ほぼ天満が播磨の家に来る話をベースに原作の修学旅行編のインタールードだった八雲の話とかも一部流用したり、なんと幽霊少女(なんの説明もなくでてきたから、OVAとかでは既出だったりするのだろうか?)まで動員しての、第二部ラストに相応しいまとめ話の前半として仕上げた。

今回は、久しぶりに天満が可愛い。ほぼ播磨視点で徹底していたせいか、凄くヒロインらしい。反面、初期の「もう一人の主役」要素がほぼなくなっている気もする(烏丸がキャラ的に存在感がなさ過ぎるので仕方ないが)。そして八雲がほぼ完全に横恋慕ヒロインに昇格。原作でも誤魔化しているところに切り込んだのは偉い。次回は、最低でも立ち位置(自分の気持ち)をはっきりさせるぐらいはやってほしいところ。
三人がそれぞれの気持ちを再確認(天満に関しては動揺?)したあたりで、後はオープンエンド、あたりが無難な落としどころだろうか。

原作のほうはまだ修学旅行編等があるから、あわよくば「三学期」も、と製作陣は狙っているんだろうけど、これであとは野となれ山となれと放置するぐらいが潔くていいと思う。
まあ、来週のやり方次第ではどうにでもなるわけだが……。