2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

第二十三話・・・

たけうちくんに意外に計算高い側面があることが判明、悪く育つとタラシになりそう、という話。 揺れる七美。そしてシリーズ中で一番動揺しているように見えるヤノ。そりゃそうである。たけうちくんのことをもっともよく知り、最も高く評価しているのは他なら…

第十話

タイトルがお嬢だったので、彼女のパクテイオーの話かと思ったらさにあらず、おそらく誰にとってもどうでもいい妖精との戦いの話なのだった。原作ではクラスメートでも屈指の戦闘力を誇る龍宮まで操られるとかはまずありえない気もするのだが、これは『ネギ…

第十話

月対Lの徹底対決ばなし。 ごちゃごちゃとしたネームが画面を覆い尽くす原作をどうするのかと思ったら、直球で膨大な台詞を垂れ流してきたのであった。これ、原作既読者は、台詞はすでに知っている内容なので特に困らないけど原作未読の人はどう受け止めたの…

第十話「放課後の呪者#4」

悲しいぐらいになんの驚きもない謎とき。ナルの謎解きにクールに応対するロサギガンティアは、しかしどう見ても犯人でしかないわけだけど、そこそこ不気味ではあるので、どうせだったらその調子でもっと怖い悪の美学を語ってくれればよかった。わたしをいじ…

第十話「カボチャとハサミ」

三課が三課になるまで、という話。本筋が第一話の段階からほとんど進んでいないに等しいのに、ずいぶんと余裕たっぷりの構成でございますな。 過去編をやるメリットというのは、各キャラのそれまでにほのめかされていたバックボーンの「答えあわせ」であった…

第十話「ときめきの夕焼け」

つかさ攻略も弥生攻略も一休みという感じで、かわり購買のお姉さんが出張ってくる&三馬鹿との付き合いというギャグ回っぽい話、なのだが、実は天宮さん攻略展開への布石が水面下で進行してたのだった。まさか「家族旅行なの」が伏線なんてね。やられた。 さ…

第四話

「♪二話で止まって溜まるパターン」にならずに三話目を越え、ぶじ四話目。 さらばンコイ、という第四話だけど。このンコイが情欲と支配欲に徹底したナイスガイで、TT2で今まで出てきたどのキャラ――メラよりも、主人公の回よりも――性格が際立っていたのが…

第十話

セレクション第二回。 人間誰しも一度は経験している、大勢の前での発表。その緊張感を視聴者にうまく思い出させ、日野ちゃんの緊張とシンクロさせることに成功した時点で今回はもう「勝ち」である。お見事。 だから、もう一つの大ネタである月森関係が多少…

第九話

ううむ。結局こういう方向で走るのか。サイコサスペンス! フィアーイッツフィアー! 言い方を変えれば、アニメ業界はいまだ二十世紀初頭の価値観で作られているということですが。 主人公とヒロインのラブラブチュッチュラララチュッちゅなところは見てて照…

第九話

まりやの煩悶と、あれがフェイクでなければ貴子さんに性別がばれそうな第十話。あれ、貴子さんがヒロインなのか? まあ確かにまりやは「いつも気さくに付き合っているが、じつはずっと主人公への恋心を秘めており、そして振られる」の男向けハーレムものの定…

第八・五話「仮面の軌跡」

ルルーシュ(以下ルル)「やあ諸君。ゼロ・a・k・a・ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだ。今回は総集編ということで、書くことがないらしい。そこで、われらの口真似をしてをお茶を濁そうというわけだ。気に入らない者は、全力でスルーするがよい。われらはそれを一切…

第九話「あにいもうと」

今回は「収支」だけを見ればオーソドックスな「人を呪わば穴ふたつ」オチ(暗示にとどまっているけど、本編終了後早い段階で、妹は死ぬはずである)なのだが、ほとんど誰も悪くない、というのがポイント。 勿論、ミキ(という名前をなんで妹が言っているのか…

第九話「面と怨」

宰蔵の話、その二(後編ではない)。 妖夷は必ずしも敵ならず、という構図の強調。くどいほど示されているように、この物語における妖夷とは「人の夢、想像力」そのものである。それが限度を越えて現実を否定し人に仇なすもの、すなわち「妄執」となったとき…

百三十八話

前回の、ストーリーをおざなりにしてまでやった「侵略者意識の復興」がどこかにいってしまったこの駄目構成はなんですか。というか、前回のあれが完全に意味がなかったという感じですが。しかし今回はけっこう面白かった。特に前半。 ケロロたちの、「侵略計…

第九話

おそろしくあっさりあきらめている兄の姿になんか納得。車掌に話して、次の駅で先行車を足止めしてもらうとか、やりようはいくつもありそうなのに、あくまで「妹に逃げられた不幸な自分」に耽溺。そういうやつだよなあ。 他方、再びドラマに参加を始めた少年…

第九話

護くんとその母親は顔面から怪しい光線を放つことができる、という話。一種のギアスですね。いまいちギャグなのかマジなのかわからない。 護の家に招かれたことにときめくヒロインの描写はいいのだが、嫉妬で頭がおかしくなりつつある妹のキャラがどうにも。…