GIFT

第十二話

とんでもない話である。妹のために多くの人に迷惑をかけた(ギャグで片付けているが失業者も出ている)主人公は、そのことをがっつり自覚しているのであった。そして、それにもかかわらず、大して悪いと思ってない。ううむ、すごい。ある意味大物である。 な…

第十一話「GIFTの秘密」

大詰め。 俺にはやらなければならないことがある、といって飛び出した先がお墓で、しかもそのやらなければならない、の内容が「墓石に問いかけること」とは、すごい電波ですな。あれでお墓が謎のパワーを発現させたから結果オーライだったものの、そうでなか…

第十話

ギフトで記憶喪失って、話の展開までダカーポ準拠とは。よくやります。 っていうか、ギフトって、奪う目的で使えるのですか。うーむ、もはや武器。 シナリオ的にはべたべたな嫉妬展開の駄目もだが、台詞に頼りすぎなのが気になる。『SHUFFLE!』のあれみたい…

第九話

ううむ。結局こういう方向で走るのか。サイコサスペンス! フィアーイッツフィアー! 言い方を変えれば、アニメ業界はいまだ二十世紀初頭の価値観で作られているということですが。 主人公とヒロインのラブラブチュッチュラララチュッちゅなところは見てて照…

第八話

修学旅行ラブラブバカップル話。サブのロリコン先生のエピソードとかは本当にどうでもいいとか風呂場のシーンのキャラの胸が異常とか、まずいところも多々あるが、青春、ああ青春なメインストーリーはわるくない出来。なかでも表情がよく変わり、細かいリア…

第七話

偽ギフト暴走編の後半。 「幸せって簡単に手に入るんだよ」というシーンのうつろな瞳の魔女が怖すぎです。ホラーアニメだとは思ってなかったので、ひさびさにテレビを見ていてぎょっとなりました。オリジナル呪怨の次ぐらいには深夜にやる番組ではないと思い…

第六話

妹と兄が仲直りをし、幼馴染の嫉妬暴走(予告編)といった趣きの話。 ラブラブモードの清水妹はあんな伽羅デザインなのになにか可愛い。それぞれのシチュエーションでの反応、感情の変化がきちんと描けているのと、作りすぎの口調じゃないせいか。 しかし、…

第五話 

ええ毎度この、嫌よ嫌よも好きのうち、などと巷では申すようでございます。いくら嫌がっている様に見えても、本心では嫌がってはいない、それどころか「嫌よ」といっている程度ならば、実はそうなることを欲しているのだ、とまァこういう理屈で。 たしかに、…

第四話

水着乱舞のサービス回と見せて、修羅場へのカウントダウン回なのだった。 ダカーポのファーストシーズンがそうだったように前半はまったりキャラを立てて、後半が大変というパターンを取らずに――というか、キャラもろくに立てずに――、すっきりしない展開を繰…

第三話

まったり系というよりは、直球の恋愛物として推し進めていくつもりらしい。まじめにやればやるほど、妹の変な髪形や、主人公の男の右手の漫画家が左手で書いたようながたついた顔のデザインが物語から真剣味を失わせていく。真夜中にも、雨天にも見える虹と…

第二話

なんかはやくも暗雲漂ってきた第二話。ちと早すぎはしませんか。 初音島を舞台にのんびりラブコメ&奇跡っていう、たくさんの素敵をお届けします系の話をやるのではないのか。 それにしてもまさか「お兄ちゃん」という血のつながらないキャラが帰ってくると…

第一話

キアヌ・リーヴスがDV男の役で出演していたサム・ライミの佳作を設定とキャラクターとコンセプトとシナリオと内容を入れ替えてのアニメ化。ダカーポのリメイクでもある。 冒頭から主人公になにやらえらそうな口を利かせ、視聴者に反感を持たせるつくりになっ…