TOKYO TRIBE 2

第十三話

かくして最終回。 なんだかかんだでさわやかに終わる。こういうのは悪くない。 そこにいたる戦いはいまいち緊張感に欠けるが、すでに消化試合のようなものなので、まあいいだろう。演出的には戦闘場面よりも、地下鉄にはねられたスカンクを気にするメラとか…

第十二話

決戦ブッパ邸。 ブッパ邸が豆腐屋の地下とかよくわからないギャグもあるが(あれだけ犯罪が横行し、犯罪者が大手を振って歩ける世界でこそこそ隠れる意味があるのか?)、そのブッパは死に、メラと海のあいだの誤解はとけ、スカンクは失脚し(次回おそらく最…

第十一話

ラストスパート。殺伐としているが、今までのこのシリーズではありえないぐらい、雰囲気がさわやか。これ見よがしなグロ描写もないせいもあるが、書記長の語り、という視点の明確化、状況が対スカンク帝国&決戦の地はブッパ邸とクリアになったこと、テーマ…

track.11

スカンク大暴走。キャラクターデザインからメンタリティ、そしてしゃべり方まですべてにおいて不快なキャラクターで、つまり悪役として「大成功」な奴であるが、流石にこのヒットラーもどきまでいくとやりすぎで、笑いが先に立ってしまう。笑わせるシーンでも…

第九話

ネオウーロンズの本格的な台頭。 群れてれば(SARUにはいっていれば)、チンピラに絡まれても困らないという話。 ハクオロの声でしゃべるスリーピーという名のスヌープドック登場(時期的にはまだドギーが入る感じか?)。 これ、そっち系のラッパーに詳…

第八話

メラとスンミのつかのまの逢瀬。メラの顔がこわもてというよりはどっちかというとファンキーな顔なので、真面目にセックスをしているのに、ちょっと笑えるシーンになってしまっているのは困った。 今回は、のんたらのんたら続いてきたシリーズにしてはずいぶ…

第七話

シヴヤ騒乱の続き。ジャダキンズが人間でなさすぎて困る。時折パンチで倒れたり、弱くなってますが、基本はターミネーターですね、この人。それと互角でないまでも、どうにか殺されずに戦えたカイは、主人公特権とはいえ、なかなかに強いということか。 スン…

第六話

生きていた顔面切り裂かれ男、カイやシェフはそれなりに腕っ節は立つ、ジャダキンズは目が光る、という第六話。 メラはもともと大して悪いやつでなく、そのことを見抜いたスカンクがあえて事をひっかきまわしはじめる流れは面白い。ンコイとスカンクといい、…

第五話

二度あっただけでカイとスンミにフラグが立つのはまあお約束として、元リーダー(?)のおっさんの言っていることがよくわからなかったり、侍と戦車が出てきたり、舶来からバスタ・ライムズみたいないターミネーターが登場する第五話。 なにがわからないかと…

第四話

「♪二話で止まって溜まるパターン」にならずに三話目を越え、ぶじ四話目。 さらばンコイ、という第四話だけど。このンコイが情欲と支配欲に徹底したナイスガイで、TT2で今まで出てきたどのキャラ――メラよりも、主人公の回よりも――性格が際立っていたのが…

第三話

のっけから、まったく遠慮のないセックスシーンあり、顔面切り裂きグロありで、ビジュアルインパクトはすごいが、お話としてはどうなんだろう。池袋地下鉄計画とかは、トライブ抗争劇と関係があるのか。それともンコイがらみで出てきただけなのか。 後半の追…

第二話

(コーラス) 「YoYo。トウキョウトライブTwo、エピソードTwo。どうよ、感想?」 「見たよトウキョウトライブTwo、印象はBミョウ。どうしよう佐藤!」 「モードはハードで、ビートに抱かれて、ビートに乗せてゴーゴー?」 「Yeah。そして始まる今唯一のBb…

第一話

原作の井上三太が松本大洋の従兄弟である、ということぐらいしか知識のない、ストリート系漫画のアニメ化。「1」もあったらしいがそちらは見ていない。冒頭で説明が皆無だったから、たぶんあまり関係ないのだろうと勝手に解釈する。題材的には、正直なとこ…