第九話

ネオウーロンズの本格的な台頭。
群れてれば(SARUにはいっていれば)、チンピラに絡まれても困らないという話。
 
 ハクオロの声でしゃべるスリーピーという名のスヌープドック登場(時期的にはまだドギーが入る感じか?)。
 これ、そっち系のラッパーに詳しい人たちが見たら元ネタがわかるキャラがたくさんいるのかねえ。パブリックエネミーの人っぽいのもいますね。
ハシームなんか背が伸びてないか?

 強そうな横浜と町田の人たちがなんで負けたのか? それは人海戦術だってのはおもしろい。この回想シーンはそれ以外にも、回想画面自体に突っ込みを入れて、画面内のキャラから返事があったり、些細な遊びがたのしい。
 しかし、ブッパの鼻がシリーズ最強のキモさ。いちばん最初にモザイクを入れるべき場所だと思います。

 ストーリー的にはスカンクとメラが分かれたということで、カイとメラの共闘の可能性も出てきたわけで、初期の対立構造は結局うやむやになりそうでもある。というか、もともと二人の戦いではなく、仲たがいしていた二人がまた友情を取り戻すまで(メラは死ぬかもしれないが)ということなのかもしれない。
 それにしても、前もでてきた「猫狩り」だが、警察は何もしてないのだろうか?
 原作者登場はさむい。

 終盤、カイがようやく主役らしく、場を仕切れる人間であることを示すシーンがあり、物語にようやく喝が入った感じで、次回への期待が高まる。

 しかし悪ぶってるハクオロさんもいい声ですね。小山力也ってなんだかんだで「ボス」の声が多い人である。