まなびストレート

第十二話「桜色の未来たち」

どっどど どどうど どどうど どどう 青いくるみも吹き飛ばせ すっぱいかりんもふきとばせ と言うような話なのかな、と最初のころは思ったりもしたわけですが、結局、みかんストレート、という話だったまなびストレート。 あまりに淡々と定番の羅列で進むから…

第十一話

満を持しての学園祭。なのだが、あんまり盛り上がらない。 まあ、「学園祭をやりたい」と思っていたのは生徒会だけだったし(ほかの人たちは乗せられただけのように見える)、ほかの人のやる気を示すにぴったりの準備期間の描写をあっさり通り過ぎてしまった…

第九話「集う仲間たち」

えーと、まず一言。 吐き気がするほどロマンチックだぜ! ちなみにROMANとは「つくりごと」とか「うそ」とか「お話」というほどの意味である。 冒頭、すでに署名が三十八パーセント集まっていることに笑う。もうこの時点で作っている側の適当に誤魔化してや…

第九話

媚びることしかできないか 媚びることさえできないか 感動なんて知らない などと先週に引き続いて名曲(それもMJQバージョン)が脳裏に流れていたりする、まなびストレート。コルダのあとだと、その寒々しさが引き立っていいですね。 その、妙に打算や距…

第八話「たたかえ聖桜生徒会」

今日まで、あらゆる社会の歴史は階級闘争の歴史である 今日まで、あらゆる階級闘争の歴史は敗北の歴史である 全国のプロレタリアートよ、団結せよ とやってくれたら、絶賛したかも、と思わないでもない、学生闘争ネタが異常にさむい第八話。 世代的にそれを…

第七話「なつのおしまい(ばいばい)」

まなびが前面に出てきた途端に屈折するまなびストレート。 彼女が中心にいると、お話が「まなびの頓狂な言動が、じつは正鵠を得ていた」――つまり、「まっすぐでゴー」の伝家の宝刀で閉塞状況を叩き斬る――パターンしか出来ない(『苺ましまろ』の美羽みたいに…

第六話

前回に引き続き、まなびがストレートにスルーされるまなびストレート。やっぱり宇宙人メインで話を動かすのは難しいということですね。みかんは全体の語り手であるのみならず、普通に主人公なのだった。まなび、ドラマ面においてほぼ存在意義なし。 にしても…

第五話「二人っきりの、夜」

いやあ、何度聞いてもかっこいいですね、期待を盛り上げるリズムとそこに飛び込んでくるパーカッション、怪しいシンセ。ちょっとフィータスの「Suspect」っぽい感じですごく好みである。『怪傑ライオン丸』のCMの曲は実に素敵です。サントラに入っているの…

第四話「プロモでゴー」

プロモには音をつけるべきでした。出来れば歌つきで。「わーたーしー、まーなーびー」(デュエット相手はもちろん若本規夫) というのはともかく、学園祭を盛り上げるには、イメージ操作だ、とプロモビデオを作るという話。CMで学校が盛り上がるなら、公共…

第三話

引き続き「学校いいトコいちどはおいで」という話。酒はないけど、おじょうちゃんはきれいだ。 まなびの「まっすぐでゴー」がなにか痛い自己暗示のようので怖い。最後の仲間を呼び出すところは、それぞれに違う反応とそれぞれに違う返事をする流れは上手いが、「…

第二話「まっすぐでゴー」

えー作りこんだOPは目がちかちかします。ワンルームのエデンは情報がオーヴァードーズ。曲はなんか普通。 話は、まなびの「素敵な学校にしましょう」構想がみんなに支持されてます、というだけの内容。ようするに前回と同じですね。堂々巡りというか、空回り…

第一話

フタコイオルタナティヴ、コヨーテラグタイムショーと序盤を抜けてからの迷走と失墜が印象的なシリーズを作ったスタッフによる新作。 しかしこれは序盤なのに失墜しているぞ。 転校生が天然鈍感トラブルメーカーで、彼女が巻き起こす騒動で学校が変わってい…