第三話

引き続き「学校いいトコいちどはおいで」という話。酒はないけど、おじょうちゃんはきれいだ。

まなびの「まっすぐでゴー」がなにか痛い自己暗示のようので怖い。最後の仲間を呼び出すところは、それぞれに違う反応とそれぞれに違う返事をする流れは上手いが、「電話じゃ伝わらない」とかアナログ信仰みたいのがでてくるのは、日ごろテクノロジーを使いまくっているまなびの言うことじゃない気もする。その後のイメージシーンの大乱舞はけっこうたのしい。これで、まなびのキャラがもっとまともなピュアキャラだったら、ドラマ的にも大きな意味を持つシーンになっただろうに。

前半のドッチボール大会は平野綾キャラが顔面にボールを受けてすっころぶところは絵的に面白かった。動かしすぎるぐらい動かすことのプラス面という感じ。二度はしつこいけど。
後半のあいこう学園パートは特にどうということのない話だが(どうせ、お題目は立派だけど、それほど生徒が集まってないとかそういうオチでしょう)、生徒会室にいたのが午前九時で、つぎの駅のシーンでは夕方になっているのはびっくりしました。

あと、一応高校生という設定なのに、ノートの絵やら「きらきら」だの「わくわく」だのが、小学生にしか見えないのは、どういうことなんだろうか。この世界の「少子化」って言うのは、子供の数が少なくなるのみならず、「小子化」でもあるのだろうか?