第五話

演劇の話の後編。

女神様の病気は風邪などではなく、なんだかよくわからないビアトリスの、なんだかよくわからない暴走で、治療するには主人公のなんだかよくわからないビアトリス操作能力があればいいという話でありました。
とどのつまり、治療という名目で限りなくセックスシーンな、はだかの絡みをやりたかっただけなのではないかとか思いたくもなる展開ではあるけれど、はだかの付き合いとはつまり本音の付き合いということで、言ってみれば真のカップルの成立ということの象徴的表現でもあるから、これは、ほどほどなエロスのサービス、というだけでなくドラマ的な必然でもあるともいえるだろう。
実際、次回からホシノルリチックな新キャラが本格的に本編参入するようで、彼女がいったんは固まった人間関係を揺さぶるにかかるわけのは間違いないわけだし(妹の挙動もちょっと不審。やっぱり実は血がつながってないとかそういうのか?)。

 これで護くんのキャラがもう少し、おっさんくさくなければいいんだけどねえ。