第六話「それ…なんの冗談？」

　三点リーダは二つが基本！　というのはともかく。
　四番が好きなのはその場しのぎの嘘のようでいて、実は結構本気のようでいてやっぱりその場しのぎの嘘だったのでことが具体化するのは迷惑だったヒロミさんは主人公の腹違いの妹である可能性が出てきましたが、これまたその場しのぎの嘘のようで、実は（後略）。
　今川焼屋さんはそろそろ本心が隠せなくなって、ミヨキチくん愕然。まあはじめから、自分の見たいものしか見てない人だったから、そろそろ見たくないものを見せつけられて痛い目にあういい機会と思います。にしても、この手の話のお約束とはいえ、ミヨキチが「本当にいいやつ」で「主人公の親友」という設定はいくらみても納得できませんね。二人の関係性が、女性キャラとのつながりでしか描かれないから、仕方ないけど。
　ノエの兄ちゃんはハードに妹萌え。ヒロミに接近してるのも主人公をヒートアップさせるためのプレッシャーなのは、誰の目にも明らかなあたり（主人公ですら気づいている）、そのキャラクターデザインと同じく、人格あるキャラクターというより、「外圧」のわかりやすい擬人化の様でもある。
　さてさて、ヒロミや主人公がわだかまりを乗り越えて自分達の気持ちをぶつけ合うのが先になるか、ノエが地上に「降りてくる」のが先になるか？