第百五十七話

プルルさんの話と、夏美をケロロがたぶらかす話。「依存」をテーマにした連作、といえないこともない。
前者は、プルルの妙におっとりとしたノリが、作品に新しい風というか新しい停滞(安定感ともいう)をもたらして、わるくない。しかし、なぜ幼生なんだろう。ある意味モアよりも強力な恋敵なのに、なぜかタママが歓迎しているが、同じ尻尾つきのよしみということなんだろうか? 歳は上そうなのにね。謎だ。

夏美と占いの話は、最後にはケロロがひどい目にあうオチは定番だが、夏美と誕生日が近いというのを使って、「占いがあたる」という作中セオリーのなかで綺麗にまとめたのはよかった。

そういえば、カレーの話あたりから、クルルとギロロでホモねたっぽい展開が多いですが、誰の趣味なんでしょう。