第二話

 地上編スタート。
「胴体」の登場、敵(の搭乗者)がどんなやつらなのかがすこし判明(ロボは基本的に遺跡みたいですね)と、世界観が明らかになり始める。星の世界はまだまだ遠いけど。
 今回は、主人公がかなりシンジ風味で、イラッとくる。シンジみたいにはっきり病気とわかるようなキャラならまだしも、前回はもう少しまともだったと思った人が、なんでこうなるのかなあ。カミノもっとがんばって、アホを導いてやってください。もっとも、カミノとヨーコ主人公でもいいような気もするけど、そうすると、後のハーロック化した主人公がありえなくなるのか(まあ、ハーロックは若いころからシンジ風なところはなかったから、このシンジ系の主人公がハーロックっぽく見えたのはフェイクである可能性が大だが……)。
 内容的には上記の世界像の描写の拡充に加えて、カミノの物語もちらっと。偶然にも、あんなにきれいに骨が埋まっているのが見つかり、かつ偶然にもそれがジャスト探していた父親、というのはちょっとどうかと思うが(これもフェイクか?)、このバイプレイヤーに、主人公よりも先に内面描写が来るというのは、早期退場とか、変節とかそういうものの予感でもあるような気もしないでもない。第一話冒頭にもいなかったしねえ。そういえば、ヨーコもいなかったような……たまたまあの場にいなかっただけだよね?
 次回が合体。ハヤテもそうだが、どうも今期の日曜の朝は、朝っぽくないです(ヨーコの格好とかとくに。どうみてもパンツはいてないし)。