第百五十四話

 超巨大侵略生物編ファイナル。
 序盤の、ケロロを探す夏美たちやその後ケロロが見つかるあたりの展開はいいし、地下街がまるごとロボットの部品で、それで宇宙に出て行くという流れも面白かったのだが、そこらへんで脚本家が力尽きた感じで、わざわざ前回はったフィギュア好きという設定なんかがまったくいかせないまま終わってしまったのだった。夏見をメインに使わなくても、地球防衛ロボがじつは超リアルで実用にも使えるフィギュア(それはもはやフィギュアでないということは言わない約束)の収集に来ていたとか、そういうオチにだってできたのにねえ。