第一話「運命は英語で言うとディスティニー」
師匠の一歩を先を行ってのアニメ化。
ヒジョーにめでたい! といいたいところなのだが、うーむ、微妙。
否、普通。
いや、可もなく不可もなく?
と、あまり印象がよくないのだが、考えてみたら原作の初期の印象もそういうものだったのだし、正直言うと今でも師匠譲りの遠慮のないマニアックネタや、エロゲーマニアらしい「これは○○エンド」な自作解説なんかを除くと、なんの変哲もないギャルゲー漫画であることには変わりはないのだし、ぱにぽにやネギまのチームのような趣味全開路線で再構成されでもしない限り、こういうものになるのは、必然というか、もっとも優等生的な仕上がりというか。
ただ、若本ナレーションに関しては、使い方を間違えている気がする。ここは藤原啓治にケロロでのナレーションのパロディでもやらせたほうが面白かったと思う。
釘宮理恵のナギは、まあいつもどおりの芝居でした(誘拐犯のひとりが日野ちゃまだったのは、ほんの偶然でしょう)。
それにしても、日曜の朝十時、というさわやかな時間帯にはどうにも雰囲気がそぐわないアニメですね(これは紅蓮にもいえるけど)。