第二十四話

みんなが日野さんに感謝する、という話。リリも再登場。カナやんの過去もチラッと登場。 まあ、今回は、息子はほとんど何も話していないのに状況を聡く理解する月森ママが影の主役だったような気がするが。

にしても、日野さんだけ席が違ったのは、ちょっとした謎です。もし、レンくんが日野さんのだけは自分で渡すといって、チケットをもぎ取っていったのなら連番になる可能性が高いし、レンくんが親に内緒で日野さんぶんを別口でとったとなると月森ママ名義の手紙が日野さんのところにも来てそうだ。となると、レンくんに頼まれたチケットだけをあえて、別枠でとって、「確認」したかったのか、レンくんが勝手に別口で取っているのを、なんらかの形で知った? 月森くんは「日野さんのぶんはぼくが確保しておきましたから、贈る必要がないですよ」とかそういうことがいえる人には見えないしなあ。レンくんがそうしたことを先読みして確認した(ないし確信してあえて黙っていた)とか? うーむ。

 さて次回、後光が指しての、柚木の帰還! 二回いなかっただけなのだがなにかうれしい。面白い台詞を期待したい。

 しかしもう最終回なのか。この調子だと、誰かとくっつくかが確定しないで終わりそうだけど、このはなしの場合、それが一番いい気がする。円満かつ、安泰で。
 ハーレムともいいますが。

そうだ。
カナやん、酒と煙草は、喉を痛めたあと、だよね? 酒と煙草で喉を痛めたのだったら同情の余地ないし。カナやんがらみでは、珍しく自発的に「攻め」の日野さんなのだった。相手の一番望むことが出来る人、ならではである。