第百四十九話「アリサ エイリアン対モンスター であります」

前回の予告をみてノントルマVSアリサを勝手に期待したけど、原作のアリサシリーズの暫定最終回にあるシーンをそのままやっただけなのであった。原作読んでいてそれに思い至らないとは粗忽にもほどがある、という批判は感受したい。まあなんというか、死んでいるのは確かに俺だが、ではそれを見ている俺は何者だ、というような感じである。

さて気を取り直して、エイリアン対モンスターである。両方ともエイリアンみたいなものだという突っ込みはさておき、アリサがプレデターでないのは単語が一般的でないせいか、はたまたモンスターという言葉のB級テイストが欲しかったのか。さて?

そのアリサの正体は原作より明確になっている。作者公認で原作の説明不足な点を補ったということなんだろうか。ケロロ小隊の活躍をチームプレイ度の高いものにしたり、ヴァンヘルシングノロイ(だよね?)を掛け合わせたキャラを出したりと、増量のさせかたに気配りがあっていい。ささやかながら夏美の出番もあったしね。

次回はギロロで一本。オチは見えてるが、中田譲治の大活躍を期待。