第二十話

 バトルもあるが中休み。前半はショートカットと再構成を経ての原作回帰展開。坂口照星、文字通り独壇場(の場面もあった)。速水奨はいい声である。火渡やカズキをボコボコにするシーンのテンポはもうひとつという気がしたが、見掛けも声も若いが、一番の「お父さん」という雰囲気は良く出ていた。火渡との最後のやりとりあたりが特にそう。
 後半は、オリジナルのディープブレッシングの戦い。変身あたりから妙にギャグっぽい流れだなあと思ってみていたら、オチもギャグでした。ストーリー上はここはヴィクターの恐ろしさ、強大さを印象付けなければいけないような気もするのだが、原作ファン向けのサービスという風に解釈しておこう。

エンドカードの意味は原作読んでないとわからないような気がする。たしかあれの名前はまだ出ていない。

そうだ、今、名をチェックしに公式サイトのキャストリストを見たら、(以下、未読者配慮で反転します)ハクオロ王の「娘」が「ハクオロ王の娘」の役でクレジットされておりました</span>。なんだこれは。偶然なのか狙ったのか。