第十七話「幽世」

 アビさん編その二。妖夷は特殊な人間にだけでなく普通に珍味であるらしい。それも、中毒に近い症状が出るほどに美味しい。なにかやばいものが入っているのではなかろうか。
 インテリな商人山崎屋は、賢そうでなにやら馬鹿という妙なキャラ。作中でも突っ込まれているとおり、鳥居を殺してどうなるわけでもないことがわからない馬鹿にも見えないから、次回あたりもう日とひねりあるのかもしれない。すくなくても、ただの妖夷の肉中毒とか、異界マニアというわけではないと思いたい。
 アビさんはよく出てきて結構だが、戦いでの見せ場はまだもらえないのだった。今回も最後はなんか思いっきり幻術にかかっているっぽいし。

そういえば、エドゲンがついにギャグキャラになりました。宰蔵ともども、壊れすぎである。アトルの飲酒ネタはまあお約束。メキシコあたりの人は酒は強そうな気もするが。
エンドカードにも使われたショットはさりげなくエロス。パンツが見えるとかそういうのだけがエロスではないのだ。

あと、肩幅の広いナマケモノのような今度の妖夷は、いくら強くて危険でも、あの外見ではどんな局面でもまず画面が緊迫しないので、かなりまずいと思います。今回のラストカットとか特に。