第四話

 またも新キャラ。ルックスがちょっと晩年のアインシュタインチック。こういう、アダルトチルドレンといったらいいのか、大人気ない私怨を堂々振りかざす大人キャラというと佐々木倫子が大の得意だが(漆原教授とかね)、この作品のミルヒもわりとそれに近い系列で、ただよりいやらしいというか「大人の」ねちこさがあり、いい意味で最低なキャラになっている。
次回あたり、指揮者としての天才振りを見せ付けるイベントをやって、ギャップの楽しさを最大限に見せてくれるはずですが、お邪魔キャラとしてあまり出てこられるとうっとうしいかもしれない。
メインのお話のほうはやっぱりどう見ても、千秋の話でありました。第一話イントロの「誤解」の真相がいつ炸裂するのかちょっと怖い気もする。