第十六話「禁じられた遊び#3」

今回は出てこなかったけど犬なんかが暴れる学校の事件、第三話。

 前半が麻衣の夢と保健室がらみのサスペンスで、夢から現実に戻ってからの「隣のベッドにいるもの」との対決は、学校の生徒たちの「隣にいる」云々の回想台詞から登場への流れがきまっていた。床が落ちたら、その床に乗っていた舞も無事ではいられないような気もしないでもない(最初はまた幻想世界に取り込まれたのかと思った)。

 後半はリンさんが本職の強みを活かしての謎解き。ナルの謎解きより傾聴しようという気になるから不思議だ。ナルいる意味ほとんどなし。いや、麻衣をうまく使って真相を引き出すたり、実務交渉が役割か? 呪符から名前が読み取れた理由は次回説明があるのかもしれないが、人型の横の文字がそう読めるってことなのかな? 意味もわからずに写していたら伝言ゲーム状態で、呪符の体を為さなくなりそうではあるが、それゆえの現状の混乱ということなのだろう。

 そしてますます怪しくなる眼鏡君。